NPO会計支援センター

2005年からNPO法人の会計支援に特化した活動をしています。
NPO会計に関するいろんな出来事などを綴っていきます。


第1回 NPO法人会計力検定 実施!

日頃からNPO法人で会計実務に悩んでいるすべての皆様へ!

ついに!!!!!!!!!

第1回 NPO法人会計力検定を実施します。

10数年間、NPO会計支援センターで積み重ねた

「みんなが現場で困っていること!」をすべてぎゅっと詰め込んでお送りいたします。

 

→検定についての詳細「NPO法人会計力検定

 

こんな方に!

○知識も経験もないのに、NPOで会計を担当することになってしまった人

〇毎日、会計処理をしているけれど、ほんとにこれでいいの?と悩める人

○現場業務をしながら、会計もせざるを得ない状況で、苦しんでいる人

○事務、で入ったのに、お金の管理から総会資料まで頼まれて困っている人

○代表者として決算書をみるけれど、どーもよくわからないという人

○会計専門家に聞くに聞けない、超初歩的なことがわからなくて悩んでいる人

○NPO設立してお金も動いているけれど、何から手をつけたらいいのか困っている人

○NPO法人の監事になったけれど、なんだか会計がよくわからないという人

○企業では経理をしていたけれど、NPOに来たらなんだかよくわからなくて不安な人

○簿記の級は持っているけれど、NPOの経理はどうも理解できなくて悩んでいる人

 

NPO法人の会計実務現場は、本当に、悩みや苦しみばかりです。

誰に聞いたらいいのか、どうしたらスムーズに処理できるのか、

なんでこういうことをしなければいけないのか、煩雑すぎてよくわからない、

そんなこんな、もつれてほどけなくなった糸を、ゆっくりと、少しずつ

解きほぐしていくお手伝いができたらと願います。

 

テキストは、2017年10月後半には、販売開始します。

また、直前講座も実施いたします。

 

簿記や法律のテキストでも講座でも試験でもありません。

先輩たちが培ってきた実務の知識の一部を共有し、

現場で少しでも役立てることができたら、と、超荻野流のテキストです。

 

検定試験は、2018年2月にありますが、試験に合格するためではなく、

自らの実務に役立てるために、テキストの購入や講座の受講をしていただき

皆様に、自信をもってNPOの会計ができるようになっていただることを

心から願ってやみません。

 

| お知らせ | 15:03 | - | trackbacks(0) |
いいかげんな講座?

前々回の当ブログで報告した「会計レベルアップ講座」。

先日、最終の4回目が終わりました。

連続ものだけに、全編がつながりを持つ内容設計、

ストーリー性のある資料準備、飽きが来ない講義の工夫など、

それなりの気苦労があり、終了時には「やれやれ」と

解放感を覚えました。

 

でも、実は今回のシリーズ、意外に疲れませんでした。

回を重ね受講の皆さんと顔見知りになれたこと、

その皆さんが前向きの方ばかりだったことなどにより、

気持よく講義できたのが大きな要因です。

炎暑の中のご参加なのに、皆さん意気軒昂で質問も積極的でした。

 

買っていただけるかも?と念のため持参した会計日誌(特製の現金出納帳)

完売、参考書「わかるできるNPO法人会計」は持参分だけでは足りず、

後から送付してと申込まれた方も数人いらっしゃいました。

 

そうした受講の皆さんの本気度に元気づけられたことに加え、

筆者自身が「いいかげん」に講義をするよう努めたことも、

疲れが少なかった原因だと思います。

いえ、決して無責任に「ええかげん」な講義をしたのではありません。

 

筆者がめざした「いいかげん」は、

程の良いという意味での「良い加減」です。

ものごとは「過ぎたるは及ばざるが如し」と言います。

「ほどほどに」がいいですね。

講座講師では度々の失敗をしてきました。

 

多くは山盛りの準備をしたことによる失敗です。

受講者にできるだけトクをしてもらえるよう、

あれもこれも情報提供しようと張り切っても、

時間内に説明しきれず消化不良になってしまいます。

大体、張り切った時が失敗する時だったような気がします。

 

肩の力を抜いた「いいかげん」さのサジ加減、

忘れずに日々の行動に生かして行きたいものです。

 

| 会計あるあるブログ | 11:16 | - | trackbacks(0) |
現金出納帳と現金 NO1

皆さんの団体の「現金(げんきん)」って、何ですか?
きちんと、断定できますか?

現金とは、「通貨」であり「紙幣と硬貨」です。

このことはだれでもよくわかっていることでありながら、
実務では、紙幣と硬貨 だけとは限らないことが多く驚くことがあります。

団体を訪問した際に必ず「現金出納帳」を見せていただきます。
最近は、現金出納帳、は、エクセルで記録しているところが非常に多いですね。いかがですか?

現金出納帳を見ながら、通常以下のようなことを質問します。
「現金残高は、実際のお金と合わせていますか?」
「どれくらいのペースで、実際のお金とあわせるようにしていますか?」
「現金出納帳の残高と、実際のお金があわないことはありませんか?」
「お金をきちんと合わせている、とのことですが、その証拠はありますか?」
「エクセルで現金出納帳をつけている場合、プリントアウトのタイミングは?」

いかがでしょうか?
ほとんどのみなさんが、問題なく「はい、お金は合わせています」
「毎日(毎週)現金とチェックしています」「1ヶ月終了したら現金出納帳をプリントアウトしてファイルしています」というような回答が返ってきますね。

ところが、エクセルからプリントアウトされた現金出納帳をみると
「ん?・・・・・・」と思うことがあります。


さて、どういったことに「?」疑問を感じるのでしょうか。
 

| 会計相談でよくある事例 | 12:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
現金出納帳と現金 No2

よく見かけるパターン

[エクセルで作成してプリントアウトされた現金出納帳]
 (1ヶ月ごとに、きちんとファイルされています。)

一見すると問題ないですね。ちゃんと現金管理をしている。
ただ、
「本当に現金出納帳の残高と、実際の紙幣と硬貨をあわせているのか

どうかについて、証拠はどこにありますか?」と聞いてみます。

「証拠・・・・とか言われても特にありませんが、、、

でもちゃんと数えています」という返事。

まず、第一に、せっかく、お金を数えて現金出納帳と

残高を合わせて確認をしているのであれば、その証拠を残しましょう
そうしないと「お金を数える」という面倒な作業が水の泡ですね。
そうです。お金を数えたときに、金種別表を書き、

印を押して保存しましょう。

 



このような表をエクセルなどで作成し、押印する場所もつくりましょう。

それからもう一点。
通常、お金の出し入れは、人間が行うことです。
間違いがあっても当然です。出納帳の残高と、実際のお金との額で
あわないことがあって当然なのです。それが365日、毎日合っている、
というのは、むしろ少々不自然なのです。

皆さんのお手元にあるエクセルで出力した現金出納帳はいかがですか?
完璧な現金出納帳がファイルされていませんか?
現金出納帳がきれいすぎるのは、逆に「あやしい〜」のです。

ほとんどの場合、そういうことをいうと
「確かに時々、何円か合わないこともあります。でも、それは
わずかな違いなので、あわせるための缶があってそこから

補充したり入れたりします」や、

「たまに何円かお金が足りないと、自分で補てんします。」とか、

「何ヶ月かして、増えたり減ったりしているうちにいつの間にか、

あっています。」などという返事をよく耳にします。

おやまあ、これではお金を合わせているとはいえませんね。
適当にごまかしている、ことになります。

少額であっても、横領しているようなことになってしまいます。

少額だから、、、、と思っているのは本人だけです。

これは決してしてはいけないことです。


法人のお金は、個人事業のお金とは違いますね。
寄付者や、賛同してくれている会員の方、助成金などを

出してくれている相手方など、いろいろな方から

大切なお金を預かって運用しているわけです。
小銭は重要ではないという理屈では説明がつきませんね。

そのために会計処理では、「現金過不足(げんきんかぶそく)」

という科目があるのです。金額があわないときには、

この現金過不足という科目で処理をします。

当然、実際のお金の有り高に現金出納帳をあわせるのです。


たとえば、9月末日の現金出納帳の残高が、17,510円。
その日に、実際の紙幣と通貨をかぞえたら、17,500円だった。

10円、足りませんね。
とすると、現金出納帳から10円出金する記録をして、
残高を17,500円にします。そのときの科目を現金過不足とします。

もちろん、10円足りない原因は究明する必要はあります。

 

しかし10円足りないからと、どこからか補充をしたり、

10円の原因がわかるまで現金出納帳を書かずにおいておく、なんて

良く見かけるのですが、それはいけません。

 

きちんと「現金過不足」として処理をします。

そして、次に進みます。



このように記録しているのをみると

「あ〜、きちんとお金の管理をしているね」という風に

読み取ることができるのです。
もちろん、現金過不足の額には限度があり、

1万円を越えるような差額は、なにか大きな原因がありますので

きちんと追求して解明するべきですね。

 

また、1か月が終われば、そのまま翌月の記録をするのではなく、

かならず、その月の収入合計、支出合計をして、上記のように

金額間違いがないか「締める」という作業をしましょう。



みなさんの現金出納帳はいかがですか?
「きれい」すぎませんか? 
現金出納帳は、日記のようなものです。

書いたその日その日の状況が見て取れるようなものがいいのです。

 

子どものころの日記!
夏休みがおわってから、一か月分まとめて書いた日記、

というようなものはすぐにバレますし、だめですよね。

それと同じなんです。

NPO会計の基本は「現金の管理」と「現金出納帳」です。
ここがきちんとなされていなければ、

どんなに立派な計算書類を作成しても信用できません。

今一度、みなさんの現場を見直してみてください。

| 会計相談でよくある事例 | 12:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
ちょっと変わった検定ですが・・・・

前回の「究極の支援策」を読んで、自称愛読者の友人が

早速電話をくれました。いわく、「ちょっとオーバーちゃーぅん?」。

言われてみればそうかも?と思いつつ、「でもな」とルル説明しました。

 

NPO法人の会計担当者は、活動に共鳴して参画したものの、

会計力がある人ばかりではありません。知識や手法を理解せずに

何とかなる世界ではなく、一定レベルの処理能力を要します。

ではその実践力と自信をつけるためにどうするか?

 

荻野代表が会計担当者の支援事業を10数年続ける中で

考え続けて到達したのが、検定という手法です。

それも、単なるテストによる資格認定が目的ではなく、

実務密着のテキストを作り、その解説講座も行った上での検定です。

筆者もテキストの一部、僅かばかりの原稿を担当しましたが、

最初はダメ出しを食らいました。

荻野代表の目指すものと視点が全く違ったのです。

「それじゃ検定本じゃなくマニュアルじゃないですか!」と

思わず言いたくなる食い違いようでした。

 

でもあっさりと、

「そうですよ、実務でみんなが困っていることを書くのです」と

言われてみて、「なーるほど」とやっと理解できたのでした。

いわゆる「検定本」ではなく、狙いは「講座も検定もある実務教本」

だったのです。

多数の法人に個別支援は無理。でも現状のまま放っておけない。

ではどうする?と悩んだ末に行き着いたのがこの「究極の支援策」なのです。

○級などの等級はなく、「入門」「基本1」「基本2」など、

のテキスト名がそのまま検定の種別を表すなど、少々変わった「検定」と言えます。

 

でも、この風変わりな検定が世に広まり、悩める会計担当者への

福音なれかしと切に祈る公開前夜の今日この頃です。  

 

| 会計あるあるブログ | 10:50 | - | trackbacks(0) |

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