NPO会計支援センター

2005年からNPO法人の会計支援に特化した活動をしています。
NPO会計に関するいろんな出来事などを綴っていきます。


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インボイスってご存知ですか?
先日、当センターと関係団体の共催で、 消費税の勉強会を開催しました。 軽減税率を心配される法人が多いはずと、 専門家を講師にお招きしたのですが、 参加者は意外に少数でした。 前回お伝えしたように、全法人に係る問題なのに、 まだよそごととお考えの法人が少なくないようです。 筆者にとって消費税講座の聴講は2回目ですが、 幅広く奥深く、なかなか熟知するには距離を感じています。 そのうえ今回は、「そーだったんだ!」と認識を新たにする 大きな事柄を学びました。我が不勉強をさておき、 まだご存知ない方にはぜひ知っていただきたく、 下手な解説をします。 消費税は、2023年10月からインボイス(適格請求書)制度が 始まります。課税事業者は、請求書・領収書に 適用税率・税額とともに登録事業者番号を記載します。 今回始まる軽減税率で、証憑に10%と8%の区分表示が 必要になるので、そこは同じなのですが、事業者番号が 大きく違うところです。 つまりインボイスは課税事業者のみが発行する証憑で、 免税事業者は対象外なのです。 課税事業者は、売上額の消費税から仕入額の消費税を 差し引いて納税します。仕入額の消費税はインボイスが 証明してくれます。ところが、インボイスがなければ 仕入額の消費税を差し引くことができず、 売上額の消費税がそのまま納税額になります。 つまり、この売上(課税)事業者は、仕入先(免税)事業者の 売上消費税分を負担する羽目になります。 この仕入先事業者は取引を断られるリスクがあり、 それが嫌なら課税売上高1,000万円以下でも、 インボイス発行資格を得るために、課税事業者の登録をするか という判断を迫られることになります。 今、軽減税率ばかりに目が行きがちですが、4年後には 免税事業者にとって大いなる悩みが訪れることになりそうです。
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