NPO会計支援センター

2005年からNPO法人の会計支援に特化した活動をしています。
NPO会計に関するいろんな出来事などを綴っていきます。


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エアコン購入の会計処理は?

過日、長年親しく交流している某NPO法人から、

理事の勉強会をするので来ないかと誘われました。

新しい事務所への引越し直後で、リフォームした部屋が

新築のようにピカピカでした。それだけに何かと物入りで、

たとえばエアコン費用が15万円だったそうです。

 

固定資産会計は、なかなか難しいものです。

勉強会では細かい話までは行き着かなかったものの、

その後、会計担当理事とエアコンの会計処理を話しました。

 

最初に「10万円以上で長期に使用できるモノは、

費用じゃなく資産です」と言ったことからして難解で、

あれこれ補足が必要でした。

 

固定資産を買えば「お金」という資産が「モノ」資産に

変わるだけ。正味財産額は変化しない。

 

でも次第に「モノ」の価値が落ちるので、価値低下分を

年々「減価償却費」として費用化する。

 

20万円未満の固定資産は、「一括償却資産」という

償却方法が選べる。この方法は、年に価格の3分の1ずつ

減価償却でき、3年で資産額がゼロになる。

 

つまり、今年度末の貸借対照表で、エアコンは15万円の

固定資産(什器備品)で計上します。来年末の活動計算書で

減価償却費を5万円とし、固定資産額からその5万円を差引いて、

前年15万円だったのを10万円にします。

それを繰り返し、3年後の固定資産額は0円になるのです。

 

最初は「?」だった担当理事から、

「しっかりとわかりました!ので大丈夫っ!」と、

ニコニコ顔を彷彿させるような嬉しいメールが届きました。

その後、前回もお伝えした連続講座での演習問題に、

このケースを採り入れました。予行演習が生き、

分かり易い説明ができたような気がしています。

 

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