NPO会計支援センター

2005年からNPO法人の会計支援に特化した活動をしています。
NPO会計に関するいろんな出来事などを綴っていきます。


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団体訪問珍道中! 特非)月と風と さまへ
 こんにちは!かみとくです!
 

 「ee会計ソフト利用者さんに聞く!」今回から始まりました〜(^^)

 記念すべき第1回目は、「特定非営利活動法人 月と風と」さまです。


 ↓↓入口写真です。


≪重症心身しょうがい者の地域生活(入浴・外出)を支え、【アート】を通じて地域と本人さんを繋げる≫という団体のミッションがバッチリ伝わってきます。
 

↓↓↓インパクト大!!なオブジェは『つかぜくん』
テーマは「生命力と違和感!」だそうです

お隣のイーゼル、今回は『軽茶堂』のお知らせ。手書きっていいですよね^^



 

ちなみにこちらは、アートプロジェクト『軽茶堂』のなかのひとつ、「ヨガの会」。

 

 
ここでちょっと、特定非営利活動法人月と風と さんについてご紹介します。


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「月と風と」とは(HPより)

月の光のようなやさしい支援と、そよ風のような居心地のいいまちと、そこに住む人と・・・

「NPO法人 月と風と」は、
『ヘルパー派遣事業・4つのプロジェクト・4つの挑戦』を大切にして、
しょうがいをお持ちの方の地域生活を支援し、
さまざまな人たちと一緒に生きる「共生のまちづくり」を目指しています。

 

「事業の規模」約3,500万円(2013年度)

「理事の人数」6名


HP:http://tsukikaze.mond.jp/?cat=3

FB:https://ja-jp.facebook.com/tsukitokazeto

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さてさて今回のインタビューは、事務全般を担当されている太田さんと、1年前に専任会計担当者となられた村上さんに、お話を伺ってきました。
 

【ee会計ソフトについて】


Q1:導入時期はいつですか?

「2007年からなので、今年で8年目です。」
 

Q2:導入のきっかけは?

「NPO会計基準に則っていることと、アフターフォローをしてほしかったからです。」
※清田代表理事からは「荻野さんにチェックしてもらえれば安心だと思った。」というお言葉をいただいております^^

 

Q3:使われてみていかがですか?

「法改正等の情報を教えてもらったり、サポートが手厚くて助かっています。」

Q4:会計相談を利用されてますか?

「導入してすぐは理事長が対応していたのですが、かなり電話やメールでお世話になったようです。最近は、あまり聞くことはありません。ただ、決算の時期や、固定資産を取得したとき(たとえば車とか…)は、連絡しています。
あと、税理士さんからの依頼で、活動計算書ではない様式のものを用意しなくてはいけない時など、メール では伝えるのが難しいので、「荻野さんおいそがしいだろうな〜」と思いながらも、電話して聞くようにしています。」

Q5:もっとこうしてほしいというリクエストはありますか?
「特にないのですが…。どこまで聞いてもいいのか、こちらで勝手にやっても良い範囲がよくわからなくて戸惑うことはあります。たいがい聞きますが(笑)」
 
Q6:お役には立てていますか?
「はい、もちろん!」


Web給与ソフトについて】
Q1 : 導入時期はいつですか?
「昨年からです。」
 
Q2 : 導入のきっかけは?
「事業規模が大きくなってスタッフの人数が増えたことと、ソフト利用料の支払いが可能だと判断したからです。村上さんが専任会計担当者になってくれたのは、ちょうど給与ソフトの導入時からです。」

Q3 : 使われてみて、いかがですか?
「年末調整の時は本当に助かりました。」

Q4 : 相談を利用されてますか?
「マニュアルを見ればたいがいのことがわかるので、あまり…。でも、もっと聞くようにしたら、もっと便利な使い方があるんだろうなー、とは思います。」

Q5 : もっとこうしてほしいというリクエストはありますか?
「初期設定の時に、実際に来ていただいたら良かったかも、とは思いました。」
 
Q6 : お役には立てていますか?
「はい、もちろん!」

 

【会計業務について】

Q1 : 会計業務をされるにあたり、気を付けていることがあれば教えてください。

「会計はとにかくシェアすることが大事です。自分ひとりだけだと間違いにも気づきませんが、誰かに公開することで間違いに気づいたり、やはりお金のことですからみんな気になります。
こちらから情報を出すことで、今の団体の状況とか今後の方向性とか、有意義な意見交換にもつながります。」


Q2 : 会計資料の活用について教えてください。
「年に4回ある理事会に提出しています。理事会では、どうしても事業の中身のほうに話題が偏りがちなのですが、会計のほうにも興味をもってしっかりみていただけるような工夫が必要なのかもしれません。
また、会員さん向けにも、今後、何かわかりやすく見やすい工夫をしていけたらと考えています。」
 

Q3 :  共通経費の按分をどうしているか、について教えてください。

「事業ごとの基準は作っていますし、質問があれば答えられる準備はしていますが、実態として、理事長と会計担当者だけの共有になってしまっていることが多いです。これも公開しないといけませんね。」
 

Q4 : 今後の会計の体制について教えてください。

「体制としては、村上さんが産休に入るので、しばらくは私(太田さん)が兼任することになると思います。ただできれば、新しいスタッフに会計の仕事を覚えてもらいたいなー、と思っています。立候補してくれる人がいればいいんですけどね(笑)
まずは得意そうな人に声をかけてみようかなと。あとは、財務分析についてもっと深めていけたらと思っています。

 

  インタビューは、以上です(^^♪

ご協力いただきまして、どうもありがとうございました。また、今後とも引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

 
☆〜〜カミトクのひとりごと〜〜☆

 

太田さんは、長年の経験から、ベテランの風格が漂っていました。

村上さんは、会計担当になられて1年ということですが、ソフトも既にバッチリ使いこなしておられ、ファイリングも完璧で素晴らしかったです。

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清田代表理事が30分ほど事務所に戻ってこられた時の、しばしのやり取り。 

清田さん:「あの書類どこにある?」
村上さん:「ここに用意しています。」(と、さっとファイルを渡す)
清田さん:「このフォーマット、このファイルの中じゃなかったっけ?」

太田さん:「それは共有フォルダのこっちのほうです。これがあるから迷うんですね。」(と、さっと使っていないフォルダを削除する)

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このやり取りを聞いて感じたことは、自分の仕事で閉じてしまうのではなく、コミュニケーションを図り、開かれている空間だからこそ、利用者さんも、スタッフさんも、笑顔になれるし、自然と人が集まってくるのかなあ、ということです。
   

 下の集合写真は、2014おふろプロジェクト『劇場型銭湯体験会』での一コマです。

近所の子どもさんと、しょうがいをお持ちの子どもさんとが一緒にいる風景も見られるそうです。


 

 

インタビューの前に、兵庫県で公開されている当団体の2013年度の決算書類を拝見したところ、福利厚生費が例年に比べてすごく多くて、一瞬「!?」と思いましたので、そのこともお伺いしました。

(県民ボランタリー活動の広場「ひょうごNPO法人情報公開サイト」にて公開)

http://www.hyogo-intercampus.ne.jp/v-hyogo/search/index.php?act=dtl&npo_id=969

 

 すると、「2013年度は、『自分で考え、自分で行動する職員』を目指し、「医療的ケア」「個別支援計画」等、スタッフ同士の自主勉強会の開催や、対話による自己課題発見・解決のためのコーチングの実施を行いましたので、それらスタッフに係る費用を福利厚生費で処理しました。その結果、例年よりも金額が増えたのです。」とのこと。

そういうことですね。「スタッフ同士のコミュニケーション」にかなり力を入れておられることがわかりました。

このように、『スタッフ間のミッションの共有・業務の把握』の成果があがり、活動の基盤強化につながるのであれば、本当に素晴らしいお金の使い方だと思います。

 

それでは失礼いたします。次回も、よろしくお願いたします(^_^)/~

 

                   /会計担当新米スタッフ:紙徳真理子


 
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