NPO会計支援センター

2005年からNPO法人の会計支援に特化した活動をしています。
NPO会計に関するいろんな出来事などを綴っていきます。


3月も終わり

お久しぶりです。

NPO会計支援センター事務スタッフの松岡です。

3月も終わり、皆さま決算作業などで忙しいのでは

ないでしょうか。 私も入社からひと月が経ちました。

最初のひと月がしんどい、とはよく聞きますが、

私の場合はこれから色々と 仕事の幅が増えていきそうなので、

気を引き締めていきたいところです。 何しろ、大事なところ、

肝心なところで失敗してばかりいますので…。

 

さて、SNSには疎かった私ですが、このたび、

ついにフェイスブックを始めました。 NPOや、

当センターのような中間支援団体は、新しい情報を素早く

キャッチするのが重要なのだそうです。 実際、NPO関係で

働かれている方々は、SNSで情報をこまめに発信・交換されています。

同じイベントに参加するメンバーでグループチャットを作れば、

内部調整したりもできて便利ですね。 …と、

フェイスブックの話題になったところで、一つお知らせです。

 

来る4月13日、当センター主催で勉強会を開催します。

「就労支援事業を行うNPOは、法人税を納めるべきなのか?」が

テーマです。 この忙しい時期に…とお思いになるかもしれませんが、

専門家の講師のお話を直接聞ける良い機会です。 納税義務の有無は

とても大切な問題です。ぜひ参加して、知識を深めてみませんか?

 

日時は、4/13日の14時〜16時、

あすてっぷ神戸のセミナー室3で行います。

参加費は一名さま2,500円となっております。

この勉強会のお知らせは、私も宣伝のためにフェイスブックに

投稿したのですが、これが私の記念すべき初投稿になりました。

なお、勉強会の参加申込はまだまだ受付中です。

少しでも関心がある方は、どうぞご参加ください。

詳細は、当センターのブログ「セミナー」 に掲載しております。

 

お申し込みは、メールにて、松岡宛にお願いします。

infok★npokaikei.com

(メールする際は★を、@に変えてくださいね)

 

それでは、またお会いしましょう。

 

| 新米スタッフの独り言 | 10:58 | - | trackbacks(0) |
入社15日目!

NPO会計支援センター事務スタッフの松岡です。

私が入社してから、

早いものでもう半月が経ちました(3月1日入社です)。

何もかもが初めてで、ずっとあたふたしております。

 

さて、当センターでは書籍の販売も行っておりまして、

売上があれば書籍の売上帳の売上金額欄に金額を記入します。

代金が入金された時も、売上帳の受入金額欄に金額を記入します。

この時の注意事項として、

「数字は向きや大きさを揃えて、読みやすく書く」という決まりが

あります。私はこの、向きや大きさを揃えるというのが苦手です。

ガタガタになり、一つ一つの数字がそれぞれ好きな方を

向いてしまっています…。サイズも数字ごとにバラバラです。

お世辞にも字が綺麗とは言えない私ですが、事務スタッフである以上は

読みやすい字を書けるようにならなくては…と、ボールペン字の練習帳を

買って特訓中です。

 

なお、上で触れた書籍ですが、当センターのHPで取り扱い書籍の一覧

掲載しております。中でも新版の実務ハンドブックはかなりの人気です。

これは、会計実務の本ではなく、NPO法人の税務に関する実務本です。

 

 

私が入社した日に、ちょうど仕入れたばかりのものが届いていたのですが、

数日で完売してしまい、また追加で仕入れました。

他にも、会計日誌や業務チェックリストなど、NPOで働く皆様の参考になる

書籍を多数取り扱っておりますので、お気軽に当センターのHPをご覧下さい。

 

ご注文は、当センターHPの、向かって右側に(どのページでも)ある

「お申込み」という青いボタン(常駐)をクリックし、お申込み画面から

受付しています。よろしくお願い致します。

 

それでは、また。

 

NPO会計支援センター

松岡千尋(まつおかちひろ)

| 新米スタッフの独り言 | 08:28 | - | trackbacks(0) |
新スタッフの松岡です。

はじめて投稿させていただきます。

新スタッフの松岡と申します。よろしくお願い致します。

事務職未経験で採用していただき、初めてのことばかりですが、

精一杯頑張っていきたいと思います。

 

さて、3月1日が私の初勤務の日だったのですが、

さっそく神戸で開かれたNPO法人の集まりに参加致しました。

「ひょうごボランタリー地域づくりネットワーク会議

ひょうごボランタリー基金助成事業報告会」という会でした。

参加といっても、私は各団体の発表を聞いているだけだったのですが…。

 

 

NPOについてまだ十分な知識がない私には、非常に勉強に

なりました。 どのような団体がどのような活動を行っているのか。

数分という限られた持ち時間の中で、とても分かりやすく説明して

いただけ、NPOの活動についての理解が一歩深まりました。

 

子どもへの学習支援、地域活性、福祉支援など、本当に様々な分野で、

様々な形で、様々な方が活躍されているのですね。

活動方法も、現地で体を動かすものからHPやSNSなど

ネットを使ったものまで多岐に渡っており、そこからも団体ごとの

特色や方向性が見えて面白いと思いました。

 

私も、まだ新人中の新人ですが、これからしっかり知識や技術を

身に付けて、皆様のお役に立てるように成長していきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

 

| 新米スタッフの独り言 | 17:17 | - | trackbacks(0) |
ee-会計ソフトのお申込みについて

こんにちは!カミトクです!
「5月に総会も終わり、税務関係手続きも財産や役員変更登記も終了したよ〜〜〜!」という団体様も。
「いや、うちはまだこれから総会だし!」の団体様も。
「事業年度を変更してからすっかり楽になりました〜」という団体様も。

今の時期、体調管理にだけは気を付けましょうね。

さてさて今回はタイトルのとおり、この時期に特に多いご相談、
「新しくee-会計ソフトを考えているのですが…」というお話です。

**

ありがたいことに、NPO会計支援センターのお客様は、口コミでのご紹介が非常に多いです。
そのため、あまりee-会計ソフトのご説明をしなくても、「既にどんなのか知っているよ〜」と
おっしゃるかたも多くて、事務局としては大助かりなのです。 しかし! 昨年くらいから、
まったく新規にお問い合わせいただくことが増えてきました。とってもありがたいことです!!

その際、同じホームページの画面を見ながらご説明できる場合は非常にスムーズなのですが、
「出先からなので…」とか、「パソコンが苦手で…」とか、そのような場合は、
お電話でのご説明がなかなか難しいこともあります。

実はこの冬より、NPO会計支援センターではプランの見直しをさせていただきました。
従来のがっつりサポート(もれなく荻野さんの厳しいチェック付き)は、
【ベーシックプラン】として生まれ変わり、料金もちょっとだけ変更させていただいてます。

加えて【セルフプラン】という新メニューをご用意しました。
ee-会計ソフトのみご提供し、サポートはしませんよ、というプランです。

kaikei.png

たとえば、「会計ソフトに精通していてサポートの必要はありません」
「会計士さん・税理士さんにお任せしています」といった場合に、
サポート料が不要なぶん、安価にてご提供が可能です。

ですので、価格だけを考慮された場合、
「うちはそんなに予算がないので、セルフプランでお願いします」とおっしゃるかたも
少なくありませんが、なにしろ複雑でややこしいNPO会計です。

しかも、午前中は現場で、夕方から事務所へ、会計業務はやっと夜中に、という
ご担当者様や、会計なんてまったく初めてで不安です!と言われるご担当者様も
多くみえます。 その結果、どういうことになるかといいますと。。。。。

「すみません、やっぱりベーシックプランで…。」と変更されるかたも、
また少なくないのです。。。。

そのときに、「だから先にご説明したではないですか!!」と、
キーッと…なりません、もちろん。
「ご説明が不足しており、大変申し訳ございませんでした。」とお詫びし、
納品まではプラン変更が可能ですので、大急ぎでご対応させていただきます。

ちなみに当センターでは、【ベーシックプラン】の場合は、初期設定時に
完全オリジナルにカスタマイズさせていただいて、団体様にとって一番使いやすい仕様に
仕上げてから納品させていただいております。

しかし【セルフプラン】では、カスタマイズ料はオプションですので、
基本的にすべてご自分で設定していただく必要があります。
それはかなりハードな作業だと思われます。

そして、「もう自分ひとりでは無理です…」と、ご連絡いただくわけです…。

**

ということで、お電話やメールで、いかに的確にご説明できるか、という部分で、
まだまだ修行が必要だな〜と感じるカミトクなのでありました。

あ。でも最近、現金過不足は少なくなってきましたよ。ちゃんとお金が
合うようになってきました。会計担当者として少しは進歩しているはず…です…きっと…。。。。。

**

NPO会計基準に準拠した会計ソフトは、まだ数は少ないですが、
それぞれに特徴がございますので、いろいろとご検討ください。

そして、自団体にとって、「いまのところこれが一番適している!!」
というソフトをお選びくださいね!!

もし、ee-会計が良いのでは!と思われましたら、
ぜひともお申込みをお待ちしております。
http://www.npokaikei.com/

ほとんどのかたは、事前にご相談いただき、じっくり検討されてから
決められますので、 ご相談だけでもどうぞお気軽に!!

それでは失礼いたします。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします(^_^)/~ /会計担当新米スタッフ:紙徳真理子
| 新米スタッフの独り言 | 18:36 | - | - |
団体様ご紹介・番外編!
団体様ご紹介・番外編 「特定非営利活動法人 土佐の太平洋高気圧様のご紹介」

こんにちは!カミトクです!
今回は、番外編として、「特定非営利活動法人 土佐の太平洋高気圧」さまを
ご紹介させていただきます。

実はここのところ本当に忙しくて、天からの「まだ?まだ?」の声もスルーせざるを
得なかったのです。当センターの天の声は、営業で忙しかろうが事務作業が増えようが、
お客様の年度末対応で大変だろうが、まったくお構いなしです汗

そんな悩める時に、「土佐の太平洋高気圧」の小松正恵さまが、下記のブログを
ご覧いただき、なんと消しゴムハンコのご注文をくださいました!!

↓↓「新米スタッフの独り言」2015.10.03 のブログ
http://news.npokaikei.com/?eid=1636841
(この回も相当プレッシャーをかけられておりますね…泣)

もうカミトクにとっては救世主ですよ!!本当にありがとうございます!!!
ということで、今回は、ちょっと変則的ですが、お許しくださいませペコリ

インタビューは行っておらず、すべてをお伝えできないのが残念なのですが、
高知に出張の許可がおりましたら、ぜひとも追記させていただきたいと思います!


それでは、ご紹介から。
~~~~~~~~~~~~~~~~
<目的>(定款)
この法人は、障害者及び高齢者に対して、地域での自立した生活を営んでいくために
必要な事業を行い、福祉の増進を図り、社会全体の利益の増進に寄与することを目的とする。

<事業の規模>約3,300万円(2014年度)
<理事>6名  理事長:樋口恵子さま    <監事>1名  
<法人情報(内閣府サイトより)>
https://www.npo-homepage.go.jp/Portal/corpDetail!show.action?no=039000289

重度障害当事者の地域生活の充実を求めて、なんと25年という歴史をお持ちです。
保護、管理、ではなく、まさに自立するための制度の変更も含め、当事者の側から
必要なサービスを作り出す…謳うのは簡単ですが、実践となると…ここには書ききれない
たくさんのこと、次回はぜひお伺いしたいなと思います。

~~~~~~~~~~~~~~~~

外観はこのような感じ。(提供:小松さま)
↓↓



空がきれいだったから〜ということで、中から撮影したお写真も送ってくださいました。
↓↓


高知県の安芸駅に近い、わりとにぎやかなところのようですね^^

そして中の様子はこんな感じのようです。(提供:小松さま)
↓↓


本棚のなかに、赤いハートのぬいぐるみがありますよね。
このぬいぐるみ、「土佐の太平洋高気圧」さまのトレードマークなのです。
そして今回の記事は、このトレードマークが主役となっております(^^)



こちらのお写真も、とってもシンプルで、整理整頓されていて、心地よい空間に見えます。
書類の整理もきっときちんとされているのでしょう。
次回はぜひそのあたりを取材させていただきたいです☆

ところで、団体名称、ちょっとユニークだと思いませんか??
この疑問、パンフレットのなかに答えがありました。

**
土佐の太平洋高気圧 ? 何故 ?
高知を伝える言葉に「黒潮」があります。

確かに黒潮が高知にもたらす豊かさは、漁業のみならず計り知れないものが
あります。しかし、私はあえて「土佐の太平洋高気圧」に心頭しています。
古い地名「土佐」には、遠くて狭い国「遠狭・とさ」とか、海と山に囲まれ
「土」の「狭い」国「土狭・とさ」などの呼び名もあり、そのどれも好きです。
「土佐の太平洋高気圧」そこにはかつて「名物」とまで言われた台風まで含まれ
ています。それでも私はそこに渦巻く「エネルギー」に惹かれます。
エネルギーこそ「活動・運動」の源であり、いつまでも自分の中に持ち続けたい
「活力の源」だからです。何故か私は、「土佐の太平洋高気圧」に坂本竜馬の
「いきざま」すら感じています。
(H・K)
**

こちらが、その三つ折りパンフレットの外面です。
↓↓



こちらが中面です。
↓↓


そして、あれっ??とお気付きのかた、そうなのです!!
外面の、団体名称と、下のイラストのあいだに空白が!!!!
本来ならばこちらにトレードマークが入る予定だったのです。

こんな感じ。
↓↓



もともとこちらのパンフレットは手作りで、副理事長さまが文章等、そして小松さまが
イラストを担当されていました。昨年から事業が増えたことと、近辺地図が若干変わった
ことで、パンフレットを新たに作り直されたのですが、なんとトレードマークを入れないで
印刷してしまったとのこと。

そこに、当センターのブログを見つけてくださいまして、ご注文くださった、という
次第なのです。

ちなみに小松さまの可愛いハンコはこちら☆
↓↓


「楽しめるほやボーヤ認印」
ネットの復興デパートメント内の「気仙沼さん」というショップから注文された
そうなのですが、残念ながら現在はショップは休店中…。
金融機関でも使えるとのことですので、再開が待ち遠しいですね。

http://store.shopping.yahoo.co.jp/kesennumasan/008300017dd208010.html

そんなこんなで、できあがった消しゴムハンコがこちら。
↓↓


作者である、我が娘(中2女子。反抗期。)は、
なんと材料費の範囲内で、ラッピングまでしてくれました。
親に似ず、気遣いのできる子どもで有り難いです苦笑

すぐに送りましたところ、すぐにお礼のお返事を頂戴しました。
ご多用のなか、本当にありがとうございました。
喜んでいただけて、良かったです☆

**

今回の記事は、以上です。
こちらの無茶振りにも関わらず、快くブログ掲載を承諾してくださり、
感謝の気持ちでいっぱいです。直接お伺いできるときが来ましたら、
その時はまた図々しさ満載になると思いますが、ぜひともよろしくお願い申し上げます!!


☆☆〜〜カミトクのひとりごと〜〜☆☆

今回は、高知県の団体様をご紹介させていただきました。
実は、カミトク、娘がお腹のなかにいるときから2歳半まで、
高知市内に住んでおりました。安芸市も、たまに行っておりましたし、
台風の時期は太平洋の荒波を見に行っておりました。
(真似したらダメですよー!さらわれます!)
そんなわけで、勝手に親近感を抱いていたところ、
今回のご縁…もう本当にビックリしました。

「土佐の太平洋高気圧」さまが強調しておられるひとつに、
『自立』というキーワードがあります。

『自立』とは、1人でなんでも出来ること…とはちょっと違う気がしています。

『自立している人』とは、「自分らしく生きていくために、環境を整える力が
ある人。そして自分も周りの人もお互いハッピーに暮らせるように考えることが
できる人。」と、カミトクは解釈しています。

確かに、完璧な人は凄いです。そして、苦手を克服する努力は尊いことに
違いありません。しかし、全部自分でやってしまう、ということは、
他の人とのつながりが薄くなり、他の人が自分の得意分野を見つける機会を
奪ってしまうことにもならないかな?と、思うのです。

だからまずは、
自分にできないことを頼る相手を見つける。
勇気を出して「お願いします」と言う。
制度がネックなら、制度を変える方向で動く。

「ないから仕方ないね」ではなく、「どうやったら作っていけるか」を考える。
そこには自ずと情報やパワーが集まります。

ハートが手をつないでいるトレードマークには、そんな素敵な願いが込めら
れているのではないでしょうか。

お互い、できることを持ち寄り、集い、社会にも貢献する。
そんな体験を積み重ねることをお手伝いする。

今回送っていただいたパンフレットから、そのことを強く感じました。
そして、NPOって、こうだよね、っていう、パワーを感じました。

NPO法人の重要な義務のひとつに、「外部へ向けての報告」があります。
会計でも一緒です。「記録」「集計」「報告」が大事です。
社会的責任を果たすために欠かせない視点です。

今回、インタビューは行わず、小松さまとの校正のやり取りは一度だけでした。
にも関わらずここまで書ける理由は、ひとえに、
・外部に開かれ、
・活動をしっかり報告していらっしゃる、
この素晴らしいパンフレットのおかげです。

この記事を読まれて、もし「土佐の太平洋高気圧」さまにご興味をもたれま
したら、カミトクの拙い文章では物足りないでしょうから、ぜひ、直接、
コンタクトを取ってみてくださいませ☆

それでは失礼いたします。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします(^_^)/~

                /会計担当新米スタッフ:紙徳真理子
| 新米スタッフの独り言 | 11:20 | - | - |
現金管理のお話!
こんにちは!かみとくです!
寒くなりましたね〜。 体調管理の難しい季節ですが、しっかり食べて、しっかり休んで、
ベストな状態でお仕事に臨めるように したいものです。

さて今回は、「小人のお話」です。
??小人??…そう、小人です。金庫の中には小人がいるのです!!

~~~~~~~~~
みなさまのところでは、現金出納帳は備えていらっしゃいますか?
団体さんによってお金の管理方法は様々なのですが、ほとんどのところでは、現金出納帳を
利用されていることと思います。(そして、管理方法は経理規程できちんと決めておくこと
が望ましいです。)

現金出納帳は、その名のとおり、お金が「出た」時と、お金が「納められた」時とに、
その都度記入するものです。 レシートの日付ではなく、実際に金庫のお金が動いた日付で
記入します。(レシートの日付は、摘要欄に記入 します。)

基本的には毎日の記入が望ましいです。 まとめて記入しようとすると、「あれ?この領収証、
何に支払ったんだっけ?」とか、「このレシートの品物、 どの事業で使うんだっけ?」と、
わからなくなってしまったり、うっかり証憑類がないのにお金を持ち出してしまった場合は、
あとからではわけがわからなくなってしまいます。 記憶があいまいになってからでは会計
処理が滞ってしまい、正しい会計処理ができなくなってしまって資金繰りにも 影響を及ぼし
かねませんので「記憶がフレッシュなうちに!!」記入するようにいたしましょう。

会計担当者が困ると、団体全体が困ることになりますので、効率的な工夫が大事です!!

さてここからが本題です。 当センターでお取扱いしております「NPO会計日誌」について。
証憑類も貼り付けページもあり、優れものなのですが、宣伝はまたの機会に。

ちなみに「NPO会計日誌」1冊500円 (税込)でご購入可能でーす☆ ↓↓



この中は、入金の欄と出金の欄と、もうひとつ、「金種表」もセットになっています。 ↓↓




そう、お金を数える時に利用する、あれです。
出納帳は、お金の出入りのプロセスを示すものです。 金種表は、いま、実際のお金の
有り高を確認し、証明するためのものです。 金種表を記入する、という作業は、
「お金の管理を間違いなく正当に行っていますよ!」ということを示し、信頼性 を高める、
とっても大事な作業なのです。

さて、皆様の中で、現金出納帳と金種表を別に管理されている場合も多いと思います。
その場合は、「現金出納帳」 と「金種表」のそれぞれを、同一の日付毎に整理して、
「ホチキスで留める」か、「裏に貼り付ける」などして、 日付毎に確実にわかるよう
にしておきましょう。

つまり、その日の分が「どれなのか」が、すぐわかるようにしてお くことですね。
ちょっと手間ですが、後で自分を助けてくれると思えば、5分ほどの時間を帳簿に
かけてあげても良いのかも…。

監査対策はもちろんですが、どんな方がご覧になっても信頼に耐え得る、透明性の
高い帳簿にしておくことが大事です。そういった意味では、消えないインクで書いた
ペンでの手書きに勝るものはありませんよね。

見た目はスマートではないけれど、改ざんの余地がない、という意味では、これほど
透明性の高いものはないと思われます。 ちょっと横道にそれますが、カミトク担当の
帳簿、訂正印だらけで本当にお恥ずかしい…
見返すと、その当時の苦労 が思い返されます…涙

そして大事なことは!! 必ず「実際にある金額」が大切です。
「足りないからポケットマネーから出して出納帳に合わせよう」とか、「現金が出納帳
より多いから空き缶に多い分をいれておこう」とかは絶対にだめです からねー!!!!
(特に後者は横領罪になりかねません!)

でも合わないのに…どうしたらいいの?というご質問をよくいただきます。
「現金過不足」という勘定科目がありますので、この勘定科目をつかって処理を
してください。

 やり方は、帳簿上の計算した残高と「数えた実際のお金の合計高」とを照合して
差額をだします。
 例)
12月1日 前日残高150円に、入金20円を足して、出金70円を引いた結果、
出納帳の本日残は100円になった。
でも、お金を数えたら、実際には 90円しかない!

NPO会計日誌での書き方は、↓ このようになります。
「繰越残高+入金−出金=当日残高」100円
「本日実際有り高」         90円
「現金過不足」          △10円
「翌日繰越金額」          90円

市販の現金出納帳であれば、現金出納帳の残高が100円なのに、実際は90円しかない
ということなので、 出納帳の出金の欄に10円を記載して、残高を90円にするのです
勘定科目は、現金過不足です。

翌日の12月2日の記帳は、前日残高は、90円からスタートすることになります。

これで、毎日必ず、きちんと会計を締めることができます!! もちろん、合わなかった
10円を、忘れ去ってはいけません。 原因は何か、記録漏れはないか、など、捜索しな
ければいけません。捜索しまくっても、どうしても解決しない場合には、決算までずっと
現金過不足の残高が残っていることになります。その場合には、 この「現金過不足」を、
決算月にどう処理していくのかは、また後日お話いたしますね。

ところで、 金種表に金額を記入して、その日を締めて終わったのち
たとえば以下のようなことが起こった時はどうしましょう。

書類の下に10円がうまいこと隠れていた、とか、お札とお札の間に10円が挟まっていた
とか、
誰かが勝手に金庫から10円を持ち出してしまっていて、後で戻しにきた…とか、
そんなようなことが起こらないとも限りません。

では、一旦現金過不足と書いて、その日の記帳を締めてしまっているところに、
二重線を引いて訂正をし、訂正印を押す??? いえいえいえ、それは、いけません!!

なぜなら、一度数えて確定した金額の修正は、あり得ないからです。
帳尻を合わせるために、後から操作したのではないかという疑いも持たれます。
そんな時はどうするのかというと、

たとえば、
/瑤┐燭箸には気が付かず、記帳が終わって一旦締めたあとに
10円(現金)が出てきたときには、 当然、お金が増えたわけですから、
締めたあとの次のページ(行)の収入の欄に、 10円の入金を書きます。

誰かが10円を持ち出していて、戻してくれた、のであれば、
戻してくれたときに 収入の欄に、入金で10円を書きます。

しかし、誰かが10円を持ち出して、10円の物を購入していて、
その領収証を後日持ってきてくれて初めて、10円持ち出していたから合わなかった
のだとわかったたら
どうでしょう? 今度は、10円の現金がもどってきたわけ では
ないので、入金には、できませんね。

その場合には、少し簿記知識が必要になりますが、訂正ではなく、振替仕訳で処理を
します。ここから先はちょっと専門的なお話になってしまいます。
でも、簿記を知らなくても、お金が合わなかったとき!と、発見したとき!という現実は
理解
できるかと思います。それを、そのままほおっておかないでその瞬間!!!! ぜひ、
当センターへ「どのように処理したらいいですか?」ってお問い合わせくださいませ。

さてさて。きちんとお金を数えて、確定した金額を記入しました。12月1日の出納帳は、
合わなかった10円は 「現金過不足」で処理をして、金庫も閉じて、その時の処理は
もう終わりです。

そして、新たに、10円出てきたため、お金を金庫に入れ、次の新たなページに入金を
記載します。そのときの日付は、もちろん、お金がでてきた12月1日の日付です。
先の(前の)ページと同じ日付でも問題ありません。 そんなめんどくさいこと…と
思われるかもしれませんが、信頼性の確保のためには必要なことなのです。

特に、NPO法人は他の法人格と比べて清廉潔白さが求められますので、ここは、
会計のルールにのっとり、きちんと正当な処理をしましょうね!

~~~~~~~~~~~

さあここからがやっと小人のお話!! お金を数えて、金種表に記入し、出納帳に
記入した計算上の金額と照合するのですが、なぜだか合わないことって、ありませんか?
金庫の隅々まで確認して、床に落ちてないかも確認して、それでも合わないこと…。
前述したように誰かが持っていったとかそんな理由もなく、必ず合うはずなのに…。
カミトクは、合わないことがよくあります…泣…。

でも、でもですよ、前の日に100円少なくって、今日数えたら100円多くって、
結果±0、ということが、たまにあるのですよ!!!! しかも何回も!!

「ただ単にうっかり屋のカミトクが数え間違えてるだけじゃないの?」というご意見、
はい、ごもっともです…。 しかしですね、同じようなご経験をされていらっしゃる方が
意外と多いのです!!

某優秀な税理士さんとか、某超ベテランの担当者さんとか、某実務に長けた会計士さん
でも、です。だからこの現象は「金庫の中に小人がいて、イタズラをしているのに
違いない!」という結論に至っております、いまのところ…。

小人のご機嫌がどうしたら良くなるのか、今はまだわかっておりませんが、もし良い
アイデアをお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひともお教えくださいませ☆

現金の取り扱いは、とっても神経を使う作業です。 なるべく小人にじゃまされない
ように、心を整えて向かうようにしたいものですね☆

それでは、また次回、よろしくお願いいたします(^_^)/~
                 
          NPO会計支援センター 会計担当  新米スタッフ:紙徳真理子
| 新米スタッフの独り言 | 16:57 | - | - |
NPO会計支援センターの『ロゴ印』登場!!
こんにちは!かみとくです! すっかりご無沙汰しておりました。
前回はまだ夏前でしたのに、いつのまにか秋になっておりました…。

荻野さんに、「更新まだ!?」とものすごいプレッシャーをかけられておりますので、
今回は、軽めのバージョンでお届けしたいと思います。

最近、当センターから発送させていただくお手紙の封緘には、こちらの印を使わせていただいております。
じゃーん!! 



荻野さんのトレードマークの、「ジョン」です^^
この子 ↓↓ 



実は、カミトクの娘(中二女子)に「こんな感じのハンコがほしいんだけど」と
相談しましたところ、翌日には消しゴムハンコができあがっておりました。

そして、更に、じゃーん!! こちらの「重要」ハンコも作ってくれました!! 



しかも、何度か手直ししてくれています^^ ありがとう、わが娘よ…。

…ということで、 もし、ご興味のある方がいらっしゃいましたら、
作成させていただきますので、ご一報くださいませ〜!!!

それでは、また次回、よろしくお願いいたします(^_^)/~
     
                NPO会計支援センター       
                 会計担当新米スタッフ:紙徳真理子
 
| 新米スタッフの独り言 | 16:19 | - | - |
協会けんぽの平成27年度保険料が改定!
こんにちは!かみとくです! あっという間に6月です(汗) 

今回は、「4月分(5月納付分)から社会保険料が変わりますよ。」というお話です。
みなさんのところにも、こういうチラシが届いたと思います。



例年であれば、3月分(4月納付分)からの適用らしいのですが、 平成27年度は、
1か月遅れての適用となるようです。 さて、では計算していきましょう。

…その前に…。 いつの分から適用になるのかを、把握しておきましょう。
事例では、4月1日〜4月30日の労働に対しての給料を5月15日(5月度給与)
に支給します。そして5月15日の給与の時に預かった社会保険料が4月分です。
これは、団体によって、違うので、かならず、自団体はいつ支払いの給料から、
何月分を預かっているのかを、確認しておきましょう。

そして、その4月分社会保険料を、5月31日に納付(指定口座からの引き落とし)します。

ということで「平成27年4月分(5月納付分)からの健康保険・厚生年金保険の保険料額表」
で確認していきましょう。 少し前に、郵便で届いていると思います。
「バタバタしていてどっかいったーーー!!」という人も大丈夫!
「協会けんぽのHP」から、印刷できます。ただし、地域によって料率が違うので注意しましょう。



ちなみに、今回変わるのは、健康保険料と、介護保険料です。
厚生年金保険料は、9月から変わりますので、今回は変更なしです。

今月の給料支給明細一覧表は、こちら。

 

…どうでしょう。 今回は、そんなにややこしくはなかったですね^^
根拠となる標準報酬月額(等級)さえきちんと確認しておけば、大丈夫です!!

ふーーー、今月も何とかミッションクリアです!!
それでは、また次回、よろしくお願いいたします(^_^)/~
           NPO会計支援センター 会計担当新米スタッフ:紙徳真理子
| 新米スタッフの独り言 | 17:09 | - | - |
過去の給与計算の間違い発見!そのときどうする!!
こんにちは!かみとくです!
ご無沙汰していました。
今回は「過去の給与支払の、間違いに気が付いた時はどうすれば良いの?」というお話です。
前回「やっとひと段落ついたよ…」と安心していたのも束の間。
いろいろと、間違えていました…。

給与計算を、かみとくが、賃金台帳に記載したものが以下です。
大きな4つの間違いは、以下のとおりです。



…其眤翊△僚颪方の間違い!

介護保険料の控除間違い!

2歙蚤仂欒曚竜載間違い!

せ蚕仞燃曚隆岼磴ぁ


さて、この間違いをどうするか!
…其眤翊△僚颪方の間違い!
これは、12月労働分、1月15日支払いの給与は、年末調整&税金納付の観点からいうと
1月分となるので、この平成26年のところに書いてはいけなかったのですね。
年末調整のときに気が付いたので、これは、訂正して、平成27年の賃金台帳の
一番最初に記載しました。そして年末調整は、4か月分で計算いたしました。

介護保険料の控除間違い!
 砂土原さんの給与から介護保険料を控除しています。 しかし、なんと砂土原さん、
S51、10月20日生まれの38歳! 介護保険料を徴収してはいけなかったのです!!!!
「介護保険料」を徴収する年齢は、40歳以上65歳未満です。
…やってしまいました…。
しかも、年末調整のときに、気が付きませんでした。。。。(多汗)

2歙蚤仂欒曚竜載間違い!
これは、単に、記載ミスです。
前回のブログの記事をみていただき「あれっ?」と思った方もあると思います。
幸いなことに、砂土原さんへの差し引き支払額は間違っていませんので、
ちょっとホッ!

せ蚕仞燃曚隆岼磴ぁ
これは、大きな間違いでした。
1月18日の記事では、税額表をみてちゃんと計算したつもり、でしたのに、
その税額表がなんと「平成24年分」の税額表だった!という顛末(汗)
なんということでしょう!
これに気が付いたのも、年末調整のときです。
最新(平成26年)の税額表だと、2,260円なのに、預かっているのは
2,210円です。またまた、やってしまいました…
すぐに、給与計算をやりなおさなければ、と焦ったのですが、この時点では、
すでに年末なので、さかのぼって給与計算をしなおす必要はない、とのこと。
なぜなら、年末調整 という作業が、あるから、だそうです。

【年末調整とは】
給与の支払者が、給与の支払いを受ける人の一人一人について、その年1年間の
給与の総額を合計して、その給与の総額に対して納めなければならない税額(年税額)
を計算し、その年税額とすでに毎月の給与の支払いの際に源泉徴収をしてきた税額
の合計額とを比較して、過不足額を精算する事務のこと。

つまり、毎月の給与から預かっている税額は「仮の金額」ということで、年末に
一年分の給与総額から、その人の正しい「税額」を計算する、ということらしいです。
今回、砂土原さんから月々預かっていた金額、2,210円×3回=6,630円は、仮に
預かっていたと思えばいいそうです。
そして、年末調整で、正しく計算して、足らなければ追加で預り、預かりすぎていれば
返す、という作業をすることになります。
(年末調整については、また、あらためて、書くことにいたします。)

ということで、い隆岼磴い癲∈2鵑蓮△覆鵑箸クリア!

さてさて、問題は介護保険料の控除間違い!
間違いに気付いたからには、早急に対処しなければなりません。
何しろお金のことです。信用問題にも関わります。 急いで急いで!! 
でも、落ち着いて対処します!!

さて。 平成26年10月15日支給の給与、間違いに気が付いたのは平成27年3月15日です。
この場合、どうしたら良いと思われますか?? カミトクは、やはり再度、
「まず給与の計算をし直してから…」と思ったのですが、
それは、「絶対にやってはいけません!!」と言われました…。

まずは、
1、余分に預かっている。
2、預かりすぎた金額を確認する。

余分に預かっているお金はどれだけあるのか?
以下のような表を作ってみました。



8,256円も、預かりすぎています。
が、それよりもなによりも、なぜ、もっと早くに気が付かなかったのか!

カミトクは、年金事務所から届いているこの書類をきちんと確認していませんでした。
このお知らせは、事業所が支払うべき保険料の金額の通知書です。
毎月、郵送されてきます。


納付額は、120,493円ですが、そのうち、児童手当拠出金は、事業所負担です。
健康保険料と厚生年金保険料は、事業所と従業員とで折半です。
119,863円が納付額であれば、折半で、59,931.5円(端数はどちらかが負担)
給料のとき本人から預かる金額が、59,931円にならなければ、いけません。

ここで、登場するのが給料計算表

社会保険料の本人預りの額、と、上記、郵送されてくる社会保険料納付額の折半の額が
一致しないといけないのです。

社会保険料納付額の折半の額は、59,931円
給料から預かる本人負担の額は、61,307円

ここで、金額が一致しません!これを、気が付くべきでした!
つまり砂土原さんの介護保険料は、預かる必要は、なかったのがここでわかるはずなのです。
61,307円−1,376円(介護保険料)=59,931円

この検証作業を行うことで、間違いの傷を最小限にとどめることができます。
「面倒だし…」「時間もないし…」と思われるかもしれませんが、
傷が大きくなって大変なことになる前に、できる限りのことはしておきましょう☆

さてさて、話は、砂土原さんから預かりすぎた介護保険料に戻ります。
砂土原さんに返金しなければなりません。
ところが、介護保険料の金額がかわることで、課税対象額がかわるため、
源泉所得税も、かわってきますね。大変なことになりました!

問題は、たくさんあります。
)莊遒亮匆駟欷盈舛稜蕊佞里箸に気がついていたら。
翌月の給与計算で、介護保険料を返金すれば済んだはず。

年末調整のときに、気がついていたら。
年末調整で、税金の正しい計算ができて、介護保険料も返金できたので傷も浅く済んだはず。

M眷1月中に気が付いていたら。
年末調整の再調整(やりなおし)をすることで、正しい税金の計算もできたはず。

ね眷3月15日までに気が付いていたら。
平成26年中の給与については、確定申告で、正しい税額の計算ができたはず。

しかしながら、気が付いたのは、3月15日の夜!
なんということでしょう。。。。。
平成26年分の所得は確定してしまいました。

砂土原さん、本当に申し訳ありません(>_<)

とりあえず、4月になった今、できることは、本人に介護保険料の預かりすぎた分を
返金すること。金額も小さいことで、砂土原さんにきちんと了解を得たうえで、
27年の給与で精算することに、させていただきました。



お金のことは神経も使うし、大変な作業です。 だからこそ、きちんと時間をかけて、
落ち着いて、間違いのないように計算しましょうね。

…ということで、給与計算の間違いの処理のお話はこれにて終了。 

それではまた次回、よろしくお願いいたします(^_^)/~       
                NPO会計支援センター 紙徳真理子    
               
| 新米スタッフの独り言 | 20:02 | - | - |
給与の支払いのあと&社会保険料の間違い!
 

 

こんにちは!かみとくです。
 

寒さが戻ってきたり、花粉も飛び始めたり、なんだかすっきりしないお天気が続きますが、みなさまいかがお過ごしですか?

 

今回は、給与の支払が終わったあとの流れについて、です。

 

前回、給与の「計算」まではなんとか終わり、支払もできました。支払をするときに、現金で手渡しをしている場合は、金種別表の作成も不可欠ですね。ただ、5,6人程度であれば、スタッフごとに「差引支給額」を銀行から下ろせば、金種表をつくらなくてもすみますね!

 

さて、給与を支払ったあと、次に必要な作業は「源泉所得税の納付」です。

正式名称は、「給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書

原則として、源泉徴収した所得税は支払った月の翌月10日までに納付する必要があります。


但し、給与の支給人員が9名以下の場合に「源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書」を税務署に提出すると、6か月ごとに(年2回)まとめて納付する事ができます。まずは、自団体の手続きをみて「毎月、税金を納付するべき」なのか、「年2回でいい」のかを確認しましょう。
 

さて、次に「社会保険料の控除額」についての話です。

前回お話したように、社会保険料を給与から控除するためには以下の2点が重要です。

_新酳の社会保険料から適用するのか

△い鳥拱ГΦ詬燭ら、それを控除しなければいけないのか、

そのためには、「標準報酬月額」の適用年月の確認、と、自団体の社会保険料控除のタイミングをきちんと確認する必要があります。

 

※前回のと屏「標準報酬決定通知書」を見ていただくと、高橋さんも砂土原さんも「H26.09」となっていますね。

 

 

ですので、カミトクは、10月15日支給給与分より、通知された標準報酬月額に基づき、9月分の社会保険料を計算しました。重要なのは、「9月分社会保険料だから9月分から控除する」のでは、ないのです!
「給与から控除するのは前月分の社会保険料」ということとなっています。これは、入社や退社のときの給与計算で、社会保険料を控除する、とか、しないなどの時に関係してくるので、要注意です。
たとえば、9月20日締めで、9月25日に9月分の給与を支払っている場合だと、9月分の社会保険料は10月25日に支払う給与から控除することになります。ややこしいですね。

そして、9月分の社会保険料は、通常翌月下旬に「納入告知書」が届きます。自動引き落としの場合には10月末に引き落とされますね。このサイクルをきちんと理解しておかないと、会計処理のときにわけがわからなくなってしまうので、気を付けないといけないですね。

さて、9月分の給与計算(10月15日支払い)は以下のように無事に終えました!

 ここまでは良かったのですが…。 

12月に、砂土原さんの給与が昇給になったのです。12月分、つまり1月15日支給分(○月分という表現は、ややこしいですね♪)から、基本給が、155,000円から180,000円になりました。この変化がポイントです。
 

 砂土原さんの給与が、12月分(1月支給分)から、180,000円に変わったので  「昇給したから社会保険料も変わるよね!!」と、思いませんか? 私も思ってしまい、ご丁寧に「保険料額表」(前回のH屬鮖仮函泡↓の180,000円のところで計算しました…。

 

 

 

つまり、  給与の額が変わったのでそれにあわせて、以下↓のように、社会保険料の控除額も変えてしまったのです!

 

でも、でもです!!

日本年金機構HPの説明によると、

「昇給や降給により支払われる報酬月額が大幅に変動した場合に、事業主からの届出に基づいて標準報酬月額を改定します。」と、なっています。

カミトクが「給与計算で、社会保険料を間違えた!」のは、まさにここです!!!
「随時改定は、固定的賃金(残業代などの非固定的賃金ではありません。)に変動があり、継続した3か月間に支払われた報酬総額を3(か月)で除した額の標準報酬月額を従前と比べてみて、2等級以上の差が生じたときに改定します。」と、書いてあります。

 

ということは、「継続して3ヶ月支払った後」に、「年金事務所に届出を出して」 そのあと、「決定通知書で、○月から適用」というのが届いてはじめて、標準報酬月額が決定されて控除する金額がかわるわけです。つまり、基本給が変わったからと言って、すぐに社会保険料が変わるわけではないのです!!
結局、↓正しいのは以下の計算で、12月分(1月15日支給)の給与から控除する社会保険料は変わらないのです。


なみに、雇用保険料は、(基本給+交通費)を元にして計算するので、金額が変わります。
そうすると『課税対象額』も変わってきますので、所得税の算出税額も違ってきます。
カミトクは、なんとかすぐに間違いに気が付いて訂正することができたので、一安心(ホッ!)。ところがもしも間違いに気が付かないで、給与支払いを済ませてしまったら!!!!これが大変。給与支払いをしてしまったあとに、あとから気が付いて計算しなおして、差額を支払い!なんてこと、絶対にしてはいけないそうです

つまり、一度給与を支払った後に、すでに終わったものを「変更する」といういことをすると、ドツボにはまるそうです。注意しましょう!
 
…ややこしすぎる…(><)
 

しかしここを適当にしてしまうと、後で本当に大変なことになりますので、必ず!!!確認してから計算しましょうね!!!
 
そして、3ヶ月経過後、なので、1月15日、2月15日、3月15日の支払いを終えたあと、
 「健康保険・厚生年金保険被保険者標準報酬月額変更届」を提出することも、お忘れなく(^^)
 
詳しい説明はこちら↓↓
http://www.nenkin.go.jp/n/open_imgs/service/0000002526.pdf
 
健康保険・厚生年金保険適用関係届書・申請書一覧はこちら↓↓
http://www.nenkin.go.jp/n/www/sinsei/index2.html
 
※最後に、標準報酬月額の補足説明を載せていますので、よろしければお読みください☆
 
ところで、私はエクセルで、次のような一覧表を作っています。
 
 これ。作っておかないと、会計処理をする際にとても不便です。ある月の給与支給合計額を知りたいと思っても、その都度、スタッフの給与明細の控えを何枚も足し算しないといけないことになってしまいますね。また、税金を納付しようと思った時、合計の税額がいくらになるか、いちいち足し算をしていると、時間がかかります。

給与計算したときに、月ごとに全員の給与を一覧にまとめておくと、出勤日数、労働時間や、支給額、交通費、社会保険や税金などについての間違いの発見にもつながりますし、後日、調べ物をするときにも、便利です。特に、これを後日に作成しようとすると面倒な作業になるので、給与計算をした「その時」に、一覧表を作成するように習慣づけると良いようです。
 
さて最後に、上の補足説明です。

〜〜☆☆〜〜☆☆〜〜
 
日本年金機構のHPより
 
Q. 標準報酬月額は、いつどのように決まるのですか。
 
被保険者の「標準報酬月額」は、
事業主から提出された届書に基づき日本年金機構(年金事務所)が決定します。
 
標準報酬月額の決定のタイミングには、大別して、3つあります。
(1)資格取得時の決定
(2)定時決定
(3)随時改定
 
(1)資格取得時の決定
 事業主は、従業員を雇用したときに就業規則や労働契約などの内容に基づいた報酬月額を届け出ますが、このときに標準報酬月額を決定します。これを資格取得時の決定といい、その年の8月まで使用します。ただし、6月1日から12月31日までに資格取得した人は、翌年の8月まで使用します。
 
(2)定時決定
 その後は、毎年1回、7月1日になる前の3か月(4月、5月、6月)に支払った報酬月額が事業主から提出され、このときに、その報酬総額をその期間の月数で除して得た額で標準報酬月額を決め直します。これを定時決定といい、その年の9月から翌年の8月まで使用します。定時決定は、3か月(4月、5月、6月)に支払われる報酬月額のうち、支払いの基礎となる日数が17日以上あるもので算定します。
 例えば、4月と6月は30日分の報酬が支払われたが、5月は休職したため16日分しか支払われなかった場合には、4月と6月の報酬総額を2(か月)で除した額をもとに標準報酬月額を決定することになります。
 
(3)随時改定
 昇給や降給により、支払われる報酬月額が大幅に変動した場合に、事業主からの届出に基づいて標準報酬月額を改定します。
 これを随時改定といい、その年の8月まで使用します。 ただし、その年の7月以降に改定された場合は、翌年の8月まで使用します。
 随時改定は、固定的賃金(残業代などの非固定的賃金ではありません。)に変動があり、継続した3か月間に支払われた報酬総額を3(か月)で除した額の標準報酬月額を従前と比べてみて、2等級以上の差が生じたときに改定します。これは定時決定まで標準報酬月額を決め直さないと、実態と大きくかけ離れることになるために設けられているものです。
 
〜〜☆☆〜〜☆☆〜〜
 
 
さあ! 今月もなんとかここまで乗り切りました!!
来月もがんばりましょうね!!
 
それでは、また次回よろしくお願いいたします(^_^)/~
  
             NPO会計支援センター
               会計担当新米スタッフ : 紙徳真理子 
  

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