NPO会計支援センター

2005年からNPO法人の会計支援に特化した活動をしています。
NPO会計に関するいろんな出来事などを綴っていきます。


団体訪問珍道中! 特非)花たば さまへ

こんにちは!かみとくです!

第6回目の今回は、

「特定非営利活動法人 花たば」さまです。

【ee-会計ソフト】をご利用いただいております。

 

 

↑↑「コミュニティハウス花たば」は、

目の前にあります「ろっこう医療生協」と連携して運営している

高齢者用賃貸マンションです。家賃収入で成り立っており、黒字事業です。

施設でお世話する、というよりも、心地よい住まいで一緒に暮らす感じです。

(写真はHPより。中のお部屋もHP内に詳しく載っております)

 

↓↓

「お茶処 花たば」は、

地域ふれあい喫茶としてスタッフ20名で運営されています。

 

 

 

↑↑

「ほっと花たば」は、商店街の中にある、リサイクルと委託販売のお店です。

NPO法人花たばのアンテナショップとして2015年6月のオープン以来、

順調にその役目を果たし、活気ある場所となっています。

 

それでは、ご紹介から。

~~~~~~~~~~~~~~~~

<目的>(定款)

この法人は、介護や援助を必要とする高齢者に対して、高齢者共同住宅の

運営事業をはじめとする福祉の増進を図る事業を行い、みんなが共生できる

まちづくりや環境、人権、平和を守る活動などを通して、真に人間性あふれた

より住みやすい社会の創造に寄与することを目的とする。

 

<事業の規模>収益:約4千万円(2016年度)

<理事>11名  <監事>2名 

 <HP>    特非)花たば

<事業報告書> 内閣府 NPO法人ポータルサイト

 

<「花たば」の由来>

花束、はなたば、ではなく、「花たば」です。

理事会で、やわらかい感じを出したいね、と議論し決まりました。

ロゴマークのデザインは「真心のたば」をイメージした手作りです。

よく見ると、花がハートなんですよ!良い意味での「おせっかい」が

「花たばネット」の事業につながっています。  

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 ↓↓ こちらはファイリングのほんの一部。

この日は、ゴミ出しコーディネーターの宗近(むねちか)さんと、

生活支援コーディネーターの田中(たなか)さんが

事務所に詰めておられました。

ゴミ出しコーディネーターは祖父江(そぶえ)さんとの曜日替わりです。

 

 

<インタビュー>  

事務局・会計ご担当:久恒貞江(ひさつね・さだえ)さま。

久恒さまは、PTA役員やろっこう医療生協理事というつながりで

21年前から旧知の仲であった須見恭子(すみ・やすこ)理事長に

「引っ張り込まれた」かたちで、2009年からこちらの事務局として

関わっておられます。もともと、会計事務所で11年、呉服屋さんの

経理で25年の経歴をお持ちの久恒さま。

「会計・経理は好きでやっています。天職です。」とのこと!!

同席していただいた須見理事長は「久恒さんがいなかったら今頃どうなっていたか。

本当に感謝しています。」と大絶賛されていました。

 

【会計業務について】

Q1:ee‐会計ソフトの導入時期ときっかけ、ご感想を教えてください。

2007年4月に、CS神戸に紹介されたとのことで、最初は須見さんが担当していました。

その後、2009年1月に私が入り担当することになりました。入ってすぐに理事会提出用の

月締め資料を求められましたが、何しろ私は今まで会計業務は全部手書きで

やっておりましたから戸惑いました。しかしソフトにはすぐに慣れましたし、

今もとても使いやすくて助かっています。

要望として、荻野さんには、たまにはゆっくり来てほしいです(笑)

 

Q2:会計処理の体制と流れを教えてください。

小口現金は4つですが、全体のまとめは私の担当です。借入金とお給料は、

エクセルで計算式を作って管理し、預り金等は『閻魔帳』でチェックしています。

↓こちらが、その『閻魔帳』です。(なまなましいデータは隠させていただきました)

 

 

Q3:いま、振替伝票の束が見えましたが…。

はい、私はずっとこれです。見たことない人も今は多いのかな?

でもうちは発生主義だし、慣れてるし、私にはこれが一番いいのよ。

 

 

Q4:毎月の理事会に提出される月締め資料で工夫されていることはありますか?

理事さんたちは、スピード感を持って今後の事業運営を考えなければいけませんので、

なるべくすぐに数字がわかるように、余計な計算をしなくてもいいようにしています。

たとえば、コミュニティハウスの入居一時金(※注)ですが、これは償却資産です。

通常は3月に処理しますが、私はその年の減価償却費を12か月で割り、月単位で

計上しています。こうすることにより、理事さんたちが毎月に必要な経費として

把握することができますし、私としても、退去される時にいくらお支払いすれば良いのか

すぐにわかるから便利なのよ。

 

※注:入居者さんが終身利用権として、毎月の家賃とは別に入居時に支払うお金のこと。

10年以内に退去される場合は入居期間に応じて返還され、10年で償却される。

ただし、とても高齢である場合は、一時金なしの対応がなされることもある。

 

仕訳の例)

3/31 預金 / 前受金  600万

4/1  前受金/ 入居一時金収入 120万(←20%が、まず法人の収入となる)       

                 / 入居一時金   480万(←これを、10年で償却する)

4/30 入居一時金 / 入居一時金収入 4万(←480万÷10年÷12か月) 

 

下記の振替伝票の真ん中の摘要欄には、入居者さんのお名前が入ります。

 

 

Q5:すごく気配りをされているんですね。

事務所全体のお仕事との兼務で大変なのでは?

そりゃあ大変ですよ。だからね、毎月決まっている仕訳は、

空いた時間に先に伝票を切っておくの。とにかく先に先に前倒しして

処理しておくことが大事です。言われた時に、パッと数字や資料が示せるようにも

しておく必要があるし。おかげで週末の金曜日はクタクタよ(笑)

楽しいからこの年になっても続けてられるけどね!!

 

↑もちろん、補助元帳も完璧です!!

 

**

うーーーん、すごい!!荻野さんの訪問相談の際に

「久恒さんが完璧すぎて、やることないからさっさと帰る。」

と言われている気持ちもわかります…。

 

ここで、須見理事長にバトンタッチです。

外出を挟んでお時間を取ってくださいました。

 

【法人運営について】

Q1:会員さんが、毎年増えておられます。

そうなんです。2013年度は254名、2014年度は309名、2015年度は370名と、

毎年目標をクリアしています。ただ2016年度は333名で、少し延びが落ちています。

理由として、会費を滞納している会員さんの退会処理を進めたからなのですが、

それでも、「ほっと花たば」からの会員さんが増えていることもあり、

プラスで終えることができました。来年度はもっと増員できそうです。

 

Q2:ボランティアさんの定着率が高いと有名です。

そうですね〜。『ここはとっても落ち着ける』、と言ってくださる方もおられて、

ありがたいです。きっと、風通しが良いのだと思います。

お茶処「花たば」の予約も、アンテナショップ「ほっと花たば」のことも、

ぜーんぶ事務所で受けていますので、事務所には毎日20名前後の人が出入りしていて、

とっても活気があるんですよ。

 

また、楽しんで活動するために、色んなアイデアを持ち寄って経営努力も

欠かせません。お茶処ではマドレーヌが有名ですし、アンテナショップでは

オーダーメイドの委託販売が人気です。やっぱり売れると嬉しいですし、

モチベーションにもつながります。

ただ、謝金をお出ししているのですが、あくまでもボランティア、

ということで、ビジネスとの線引きが難しいところです。

 

 

↑お仕事終わりのスタッフさんにモデルをお願いし、

ご快諾いただいたのでパチリ! ↓まぶしくて見えにくいですが(;^_^A 

本の貸し出しもしておられます。

 

 

Q3:法人格はこのままですか?また、認定を取られる予定はありますか?

実は、スタッフの待遇をきちんとしたくて社会福祉法人も考えていたのですが、

規模が小さいことを理由に神戸市から認可がおりそうになかったのです。

今は、生活支援やゴミ出しのほうが認知度が高いですが、今後、

大きい事業が軌道に乗り、もっと規模が大きくなってくると、

法人格を分ける必要が出てくるかもしれませんね。認定については、

今のところは特に必要ないかなと思っています。

 

Q4:「コミュニティハウス花たば」についてもう少し詳しく教えてください。

入居者さんには自由にしていただいております。いつでも一人になれますし、

いつでも誰かに会えます。そして、いつでも誰かにまかせられます。

基本は自炊ですが、喫茶でランチもできます。たまに夕食をお出しするように

なったのは2015年6月からですが、最近はほぼ毎日作っています。

自治会組織としての班会(班長は宗近さん)が、月に1度行われます。

その夜は夕食会で皆さんと一緒に食卓を囲むのですが、たいてい誰かの

お誕生月と重なりますので、実質はお誕生日会になっています。

この日を楽しみにしておられる方も多いんですよ。

管理員は、男女2名ずつの交代制で、定年退職後の方が多いです。

ナースコールにも対応しており、看取りもさせていただきます。

 

 

↑玄関アプローチのバラが見事です!

↓入口。すっきりと整理されています。

 

 

↑こちらと ↓こちらは、 旅立たれた入居者さんの作品。

下は見えにくいですが、お習字です。思い出として、玄関に飾ってあります。

 

 

 

↑こちらはH29年5月のメニューです。

 

Q5:ひょうごん福祉ネットとのご関係について教えてください。

2008年の総会にひょうごん福祉ネット代表の日埜昭子さん

(注:NPO法人福祉ネットワーク西須磨だんらん代表)をお招きしました。

そこから、色々なネットワークにつながり、神戸市内外で、

学び合い、レベルアップを図り、制度外サービスの重要性を広く社会や行政に

発信しています。最新情報の共有やレベルの高い講座等、今後の福祉サービスを

考えるうえで欠かせない存在です。

 

Q6:今後の展開について教えてください。

お話を聞いていただいておわかりのように、当法人は、久恒さんが

経営コンサルの役割を果たしてくれています。やりたいと思っている事業は

たくさんありますが、事業体の経営状況を一番よくわかってくれている

久恒さんの目からみてどうなのか、資産も多いけど負債も多い現状を鑑みて、

今後も相談しながら、そして素敵な仲間と一緒に、地域福祉の推進を図ることを

めざして、引き続き着実な活動をしていきます!

 

 

 

↑六甲山を背景に、5階建てコミュニティハウス花たばの屋上菜園にて。

手前はイチゴです。5月のイチゴ狩りを楽しみにしておられる入居者さんも

多くおられます。後ろには玉ねぎ等、たくさんのお野菜を育てられています。

 

職員さんの平均年齢は、元気はつらつの 69.7歳! 前列右端が久恒さま、

その左隣が須見理事長です。 ちなみに、久恒さまのほうが少しだけ年上です…。

 

 

インタビューは、以上です。

5月1日!という非常に慌ただしい時におじゃまし、しかも1時間というお約束を

大幅にオーバーしてしまったにも拘わらず、最後までご協力いただき、

本当にありがとうございました!!

また、今後とも引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

 

☆☆〜〜かみとくのひとりごと〜〜☆☆

毎回同じことを書いておりますが、荻野さんから「ここに行きなさい」と

お達しがあるのが、歴史のある団体さんばかりなのですよ…。ということでお決まりのセリフ。

「今回も、歴史のある団体さまから貴重なお話をお伺いすることができました!!!」

 

**

 

NPO業界で、「会計は天職です」というお言葉がこんなに似合う方は、

めったにおられないのではないでしょうか。 単に経理や財務が得意なだけでは

務まりません。 「会計(accountability アカウンタビリティー)」なのです。

説明責任が伴います。 しかもNPO法人の会計担当者さんは、共感する仲間と一緒に

ミッションを達成するんだ!という強い気持ちと、組織全体を俯瞰し人間関係も調整する、

という、なんともしなやかな対応を求められます。

 

「他の会計担当者さんはどんな感じなの?」と聞かれ、「正直言って、

やりたくもない苦手な会計業務を仕方なく嫌々されている方も少なくありません。」

と申し上げましたところ、 「それはもったいないわね〜!こんなに楽しいのに!!」と

速攻でお返事が返ってきました。

 

**

 

そうですよね…。本当は、楽しいはずなんです。 組織の全体が把握できて、

今後の事業展開にも口出しできて。 ひょっとしたら、私たちは、会計に対して

苦手意識を持ちすぎて、大事なことが見えなくなっているのかもしれません。

「お金を数えるのが苦手で現金出納帳と実際の現金が合わない…。」

「勘定科目と言われても、何がどうなのかさっぱりわからない…。」

このようなこと、ありませんか? 「え、現金が合わない!?そんなはずないよ!

絶対合うはずだよ!!」 「え、科目がわからない!?なんで簿記勉強しないの?

会計担当者でしょ!!」 もし心無い誰かにそんなことを言われたら、

本当に凹みますよね…。

「何のために自分はこんなに頑張ってるんだろう…」って…。

 

**

 

久恒さまは、もともと会計畑で長年勤めてこられましたので、一般的な場合と

比較してはいけないのかもしれません。 しかし、いくらセンスがおありでも、

会計事務所にお勤めされ始めてすぐから、会計がバリバリできたかというと、

きっとそうではないのです。 きっと、たくさんたくさん伝票を切って、

たくさんたくさん数字と格闘して、ああでもないこうでもないと悩んで、

日々研鑽してこられたからこそ、今があるのだと思います。

 

**

 

会計業務というのは、だいたい、似たようなことの繰り返しです。

続けていれば、きっと、できるようになります。 わからないことを聞いたら

ノートに書き留める。 今、処理している内容をきちんとファイリングする。

そうしていれば、同じような事例が出てきたら同じような処理ができます。

決算の時に何をすればいいかも、段々とわかってきます。

その積み重ねによって、普段と違うお金の動きに敏感に反応できるようになります。

「あれ?いつもより支出が多いけど、このままで大丈夫かな?

ちょっと代表に相談してみよう。」と事前に手を打つことにつながり、

組織の適正な運営に大きく貢献できるようになるのです。

 

**

 

すぐには難しいと思いますが、誇りを持ってお仕事できるように、

そして、より良い未来のために共感する仲間と共に進んでいけるように、

何に目を向けるべきなのか。 久恒さまに教えていただいたような気がします。

みなさま、日々大変ですが、たまに休憩しながら、引き続きがんばりましょうね!(^^)!

 

**

それでは失礼いたします。 次回も、どうぞよろしくお願いいたします(^_^)/~ /

                             スタッフ:紙徳真理子@会計が苦手だけどがんばってます!

 

| ソフト利用団体さんに聞く! | 17:35 | - | trackbacks(0) |
団体訪問珍道中! 特非)知的障害児・者療育サポートセンターくれよん さまへ

こんにちは!かみとくです!

第5回目の今回は、

「特定非営利活動法人 知的障害児・者療育サポートセンターくれよん」さまです。

就労支援会計ソフト【Web会計】と、給与ソフト【Web給与】をご利用いただいております。

 

↑↑現在、3つの事業所を展開中。(団体様のHPより)

 

それでは、ご紹介から。

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<目的>(定款)

この法人は、障害児(者)に対して、療育を念頭に置いて生活支援や自立支援など

福祉に関する事業を行い、またその家族に対して療育相談、助言事業を行うことにより

障害児(者)の発達と社会自立に寄与することを目的とする。

 

<事業の規模>約1億6千万円(2015年度)

 

<現在の利用者様> (2015年6月)

 ⇒Withくれよん(ダウン症・知的障害等)就労継続 利用者数 8人 生活介護 利用者数 11人

 ⇒Welくれよん(主に自閉症) 就労継続 利用者数 10人 生活介護 利用者数 9人

 ⇒Wamくれよん(軽度の知的障害) 就労継続 利用者数 29人 合計利用者数 67人

 

<理事>6名  <監事>1名  

 

<HP>特非)知的障害児・者療育サポートセンターくれよん

 

<事業報告書> NPO法人ポータルサイト(内閣

 

<くれよんのあゆみ>

2000年10月  丸山学園卒業生の親の会としてくれよん発足

 くれよん方式をもとにして親子で療育・運動プログラム・山登りに取り組む

 くれよん方式=養護学校教諭の中山理事長のご主人が考案された独自の“療育”理論です。

2006年04月  NPO法人として兵庫県から認定を受ける

2006年06月  神戸市指定居宅介護事業として活動開始(くれよん療育教室開所)

2007年03月  就労支援事業所の指定を受ける

2007年03月  Withくれよん 開所

2011年04月  新たに生活介護事業を開始する

2013年02月  Welくれよん 開所

2016年06月  Wamくれよん 開所

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

↑↑ 書棚のほんの一部。

10年保存の文書ときっちり封緘されたマイナンバーは、

鍵のかかる保管庫にて厳重に保管されています。

 

<インタビュー>  事務局・会計ご担当:高見淳子理事。

高見さまは設立当初からのメンバーです。ご自身の25歳の娘さんも、

くれよんの事業所に通われています。信頼している仲間のもとで

娘さんが活き活きと活動されているあいだに、事務局業務も家事もできるようにと、

フレックスタイム制を導入されています。

 

【会計業務について】

Q1:Web会計ソフトとWeb給与ソフトの導入時期を教えてください。

現在のWeb会計(就労支援会計)ソフトの前は、ee‐会計ソフトを利用していました。

そのころから数えると、もう10年以上になります。

Web給与ソフトは8年くらいになるでしょうか。

 

Q2:導入のきっかけを教えてください。

まずは事業規模が大きくなったことです。もともと仲良しのグループからはじまり、

徐々に発展していくなかでNPO法人を設立し、会計業務をきちんとしなければ

いけないね…と話していたところ、理事長(中山奈津子さま)が

『ソフトの提供だけでなく直接フォローしてくれるところのほうがいいよね』と、

ネットで探してくれました。

私はパソコンが苦手で簿記の知識もあまりなかったので、とても有り難かったです。

 

Q3:ee‐会計からWeb会計(就労支援会計)へ移行された経緯について教えてください。

 就労支援事業特有の会計処理と、複数の事業所の管理がなかなか大変になって

きたので、荻野さんに勧められたこともあり、移行しました。割とすんなり移れ

ましたので、前に困っていたことはあまり思い出せません(笑)

移行にあたり、良かったことが3つあります。

 

1、会計処理方法の見直しができたこと。 今まで当たり前にやってきた処理を、

「これは本当に必要なのかな?」と見直すことで無駄をなくすことができました。

例えば、今まではわざわざ企業ごとに入金処理していたのですが、

今のシステムではあまり必要ないと判断し、勘定科目を統一して企業名は

摘要欄に書くだけにしたりと、かなりの効率化が図れていると思います。

 

2、決算が楽になったこと。 今までざっくりまとめて入力していた数字を、

事業所ごとにいったん振り分けてから入力する、という手間は増えたのですが、

このことにより、決算作業が驚くほど楽になりました!

決算時はそれでなくともやることが多いですので、先にひと手間かけることで

決算時の労力が軽減されるメリットはとても大きいです。

これは決算を迎えるたびに感じます。

 

3、管理会計に役立っていること。 事業所別の収支がいつでも見えることで、

各事業所の原価計算や予算管理が容易です。私たちのNPO法人においては、

ミッション達成のためにはスピード感のある意思決定が必要ですが、

経営、という面でも、特に理事長にとっては役に立っているのではないかと思います。

 

Q4:使われてみてのご感想を教えてください。

他のソフトを使ったことがないので比較ができないのですが、コピー機能は

助かっています。また、荻野さんの丁寧なフォローには感謝しかありません。

欲を言えば、もう少し来ていただける回数を増やしていただけると良いのですが、

何しろお互いが忙しくてスケジュールが合いません(苦笑)

 

Q5:事業所全体の会計処理の流れを教えてください。

1、国保連への給付請求は、理事長(中山さま)が担当です。

2、全体の管理と給与計算(現金支払い)は、私(高見さま)が担当です。

3、利用者さんに関わることは、前年度(9月決算)からは森下理事が担当です。

 お弁当代を差し引きする場合は所定の用紙を提出していただきそれをもとに

計算します。集金は、振り込みを希望される方、現金を希望される方、

それぞれいらっしゃいますので、エクセルで計算・管理しています。

 

 

↑↑利用者さんへの請求:振込の人の場合と、現金の人の場合

 

Q6:事業所個別の会計処理の流れを教えてください。

3つの事業所にはそれぞれ会計管理者がおり、小口現金の鍵も各管理者が

管理していますが、5,000円以上の購入の場合は事前に理事の決済が必要です。

出納帳に記帳された内容は森下理事が就労支援会計ソフトへ入力することに

よりチェック機能を働かせています。

 

↑↑Withくれよんの小口セット。

オレはオレンジ、バレはバレンシア、それぞれお部屋の名前です。

 

 

↑↑こんな感じでやり取りされています。

 

Q7:利用者70名にスタッフ42名の総管理を一人で担当されるのは大変なのでは?

そうですね〜、移動支援から始めて、自立支援法が施行されてすぐ

就労支援事業を立ち上げました。そのころは利用者さん10数名に社員2名と

パートさん数名でしたから、大きくなりましたね〜。

さすがにこの規模を一人でこなすのは厳しくなってきたので、それで前年度から

分業制にしています。ただ、わざわざ他の経理の人を雇うほどでもないんです。

もしそのお金があれば、支援員の給与にまわしたいんです。それに、会計業務

の一部を他の人に振るのはなかなか難しくて、結局一人でやったほうが早い、

という結論にもなって…。

 

ただ、万が一、自分に何かあっても後の人が困らないように、誰が見ても

わかりやすい処理を心掛けています。実は2年前に税務調査に来られたのですが、

「私はこんなにがんばってるし、お金も1円たりとも間違っていない自信があるので、

もっと調査して!!」と思ってました(笑)

 

Q8:ご家庭との両立も大変なのでは?

くれよんメンバー(かみとく注:理事会よりもう少し大きな単位)は昔から

お互いのことをよくわかっていていますし、私もやりやすいようにお仕事

できているので、家事も手抜きせず自分のやりたいようにやれていますよ。

 

Q9:次々と事業を拡大されて、金融機関から大きな借入金もありますが不安は?

私たちは、「やるかやらないか」ではなく、「やるかやるか」なんですよ(笑)

どっちの方法でやるのか、ということを決めるときに必要なのが財務諸表です。

理事長は前を見る人なので、私は組織が運営可能な範囲内で選択肢を示す役割

だと思っています。たまにストッパーですが、投資は必要ですから、どのくらい

までなら大丈夫なのかを正確にわかりやすく説明することが大事です。

それと、くれよんでは、大きなことを決める時には必ず、くれよんメンバー全員で

話し合います。土地購入の時も、メンバー全員で話し合って、現在のくれよん

の体力を確認しつつ、みんなが納得するかたちで入札金額を設定し、

そして無事に落札できました。

 

ここで事務所でのお話をいったん終え、

新長田駅を挟んで徒歩10分ちょっとのWamくれよんへ。

 

 

↑↑外観です。昨年建てられたばかりのかわいい建物(^^♪

男性陣がポスティングに出かけておられ、女性の園でした。   

スタッフジャンパーとトレーナーは、くれよんカラーのグリーンで

統一されています。

 

 

↑↑更衣室とトイレ。おしゃれですよね〜!

 

 

↑↑知育玩具。助産院からの依頼が多いのだとか。

元保育士さんのアドバイスも受け制作されています。

 

 

↑↑かわいい!!お店で普通に購入すると千円以上はしますが、

こちらではもう少し お安く手に入ります。すごく丁寧に針が進められていて、

見ていてほれぼれします…。

 

 

↑↑くれよんメンバーのおひとり、下村さん。

「得意なことなので楽しいですよ♪」と毎日フル勤務だそうです!

 

 

↑↑私はポチ袋と米ぬか石鹸を購入させていただきました〜!(^^)!  

石鹸の絵柄も利用者さん考案のイラストだそうです★

 

【いままでのこと、これからのことについて】

16年前、大橋9丁目のバス停前に集合した6名のメンバーが意気投合して。

通園施設のあいだはバス停で毎日会えるけど、小学校にあがると会えなく

なっちゃう。だから公園で療育活動をはじめたんです。それでね、

私たちの子どもに、ひとりっこは、いないんです。みんな兄弟がいます。

兄弟たちとも一緒に遊ぶことで、「自分のところは特別じゃないんだな」

「みんなが集まれば助け合うこともできるんだな」

ということを学んでくれたと思います。兄弟会とかも作っていたんですよ。

いまではもうみんな大きくなって頻繁に会うことも少なくなりましたが。

くれよん、という名前は、色とりどりの子がいるよね、という想いで

名付けました。いま、事業所を3か所と療育教室を1か所運営していますが、

地域のなかにはここを必要とされているかたがまだまだ大勢おられますし、

たくさんのニーズも聞いています。既に色々な構想も立てていますし、

やりたいこと、やらなければならないことはいっぱいあるんです!

 

インタビューは、以上です。

ただでさえ貴重なお時間、しかも年末のご多用の時期の急なご依頼にも

関わらず、事業所のスタッフさんからもすてきな笑顔でご協力をいただきまして、

本当にありがとうございました。また、今後とも引き続き、

どうぞよろしくお願いいたします。

 

☆☆〜〜かみとくのひとりごと〜〜☆☆

毎回のことですが、今回も、歴史のある団体さまから貴重なお話を

お伺いすることができました。高見さまには、事務所のみならず、

3つの事業所をすべてご案内いただき、おいそがしいのにすみません、

と恐縮すると、「ちょうど急ぎの仕事が終わったので大丈夫なんですよ、

それに私も小口現金のことや他にも用事があるのでついでなんです」

と爽やかに話され、各事業所でもにこやかに対応されていました。

そして仕事が早くて丁寧!!

実は、事務所でも事業所でも、玄関を入るとやわらかいほのかな香りが

出迎えてくれ、思わず笑顔になりました。いつも香りに詳しいスタッフさんが

用意してくださるのだそうです。高見さまのお人柄と現場のスタッフさんへの

お気遣いが、笑顔の相乗効果を生んでいるのでしょうか。

しっかりとした、そして組織の潤滑油となる事務局の存在があってこそ、

歴史を重ねることができるのだなあと、改めて強く感じました。

 

高見さまの名言「苦しみのなかから楽しみが生まれる」

会計に携わる人は板挟みになることも多いですし、ましてや家庭が

あると自分の時間も限られ精神的にも体力的にもハードな状況が多いと思います。

しかし、会計担当者だからこそのやりがい、これは何物にも代えがたいのかも

しれません。組織の行く末を決める判断材料のなかで一番大きなものを

担っているわけですから…。

高見さまの、あたたかくてしっかりした眼差しの秘密が少し見えた気がしました。

 

会計担当者の先輩として、そして母親業の先輩として、勉強させていただく

部分が大きかったです。本当に、ありがとうございました。

最後に、設立理念をご紹介してこの回の結びとさせていただきます。

 

<HP>特非)知的障害児・者療育サポートセンターくれよん

 知的障害は一般の人々から正しく理解されにくく、知的障害者は

社会の中で自分の居場所を獲得し、生き甲斐を感じることが大変難しい現状です。

本人の困難はその人を支える周囲の人々にもさまざまな問題となって影響を

及ぼしてゆきます。それを軽減するために必要なのは「療育」です。

どんな人にも「努力する権利」があり、「努力した結果、人生を豊かに

する権利」があるはずです。知的障害者自身がその障害と正しく向き合い、

克服する努力をすることで一般の人々の知的障害者に対する理解も深まり、

知的障害者が暮らしやすい社会ができる、とわたしどもは考えています。

この理念のもと、NPO法人 知的障害児・者 サポートセンター くれよんは

設立されました。

 

** それでは失礼いたします。

次回も、どうぞよろしくお願いいたします(^_^)/~

        /会計担当スタッフ(そろそろ新米ではなくなってきました…):紙徳真理子

| ソフト利用団体さんに聞く! | 11:33 | - | trackbacks(0) |
団体訪問珍道中! 認定特非)まち・コミュニケーション さまへ
こんにちは!かみとくです!
第4回目の今回は「認定特定非営利活動法人 まち・コミュニケーション」さまです。

なんと、会計担当の戸田さまは、プロのフリーライターさんです。
取材のプロに取材に行くなんて…と、躊躇しましたが、そこはもう図々しく、
勉強させていただく良い機会だと思い、がんばりましたよ!!

それでは、ご紹介から。
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<目的>(定款)
この法人は、地域まちづくりの実践と学習及び交流事業を行う。
「まちづくり」「学びの場づくり」「交流の場づくり」を柱に事業を展開し、
広く事業への参加を呼びかけることで、多くの人がまちづくりに関わる機会を
提供する。まちづくりの現場で経験を重ねることで、主体的に行動し活躍できる
人材を育成し、豊かな地域社会の構築に寄与することを目的とする。

<事業の規模>約630万円(2014年度)
<理事>9名  <監事>2名 
まち・コミュニケーションHP(FBもこちらから入れます)> 
 <沿革>
 1996.4.1  阪神・淡路大震災をきっかけに任意団体を設立
 2003.9.1  防災功労者内閣総理大臣表彰受賞
 2012.12.20 特定非営利活動法人(NPO法人)になる
 2015.2.3  認定特定非営利活動法人になる
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 
↑↑ 幾多の表彰歴と歴史を感じるスペース。
写真では光って見えませんので(スミマセン汗)もう一枚ブログから拝借。



このように貴重な盾や表彰状や感謝状の数々、一見無造作においてあるように
見えますが、「入口近く」に「なにげなくおいてある」感じが、良いのです。
インタビューの途中に、ご近所の方がぶらっとお見えになりました。
ご相談内容としては、生活に関する何気ないことのようでしたが、
どなたでも気兼ねなく訪ねてこられる雰囲気は、やはり地域密着型で長年
活動されてこられた信頼性のうえに成り立っているのだなあ、と感じました。

<インタビュー>  事務局の三名様 



 ↑↑上の写真向かって左より、
理事(会計担当):戸田真由美さま、理事(顧問):田中保三さま、代表理事:宮定章さま

【会計業務について】

Q1:ee会計ソフトの導入時期を教えてください。
「NPO法人になって2年目からです。初年度は、認証が12月20日で、
決算が12月末、10日間のみの報告書でしたので、ソフトを使うほどでも
ありませんでした。」


Q2:導入のきっかけを教えてください。
「実は、いろいろなソフトを検討しました。
そのなかで、NPO法人会計基準に準拠していることと、やはり、
荻野さんの目でチェックしていただけることが安心かなと。でも本当は、
荻野さんに頼らずに自立していかないといけないのでしょうが…。」


Q3:使われてみて、リクエストなどありますか。
「法人税法上の収益事業のみの貸借対照表が、会計ソフトで自動作成
できたらいいなと思います。税務署に青色申告をするときに必要ですので。
あとは助成金など、使途や期限が決まっている活動費の進捗率がわかれば便利かなと。」


Q4:戸田さまは、簿記2級をお持ちなのですよね?
「はい。会計を担当するからには、やっぱり簿記の知識は必要だなと思って、
2013年に3級と2級を取得しました。当初の予定としては、会計に
関わってくださるボランティアさんに、自分が説明しやすいように、
という理由でしたが、会計業務を単発で人に振るのはなかなか難しいですね、
結局、自分でやっています(苦笑) あと、取得してから気付いたメリットとして、
いわゆる企業会計とNPO法人会計との違いを説明しやすくなりました。
当団体に関わってくださる方は、会社の社長さんなど企業会計に詳しい方が
多くいらっしゃるのですが、自分に簿記の知識があることで、相手の方にも
理解していただきやすくなりました。」


Q5:按分について教えてください。
「活動時間(量)で、わけています。根拠資料はこちらで、
監査でも見ていただいてます。」


Q6:活動はかなりご多忙のようですが、会計業務との両立のコツを教えてください。
「いそがしいからこそ、資料をきちんと整えておきます。探す手間も省けますし、
前年度に自分がどういう処理をしていたのか、ということは、資料を見れば
すぐにわかりますので、いちから調べる手間も省けます。
こちらは昨年度の決算資料で、元帳をはじめ全て印刷して紙ベースで
おいてあるのですが、これを見れば何でもすぐにわかりますし、
他の方にご説明するときも便利です。 ちなみに、ファイリングについては、
荻野さんに教えていただいた部分がすごく大きいです。」


Q7:それは、認定を取られる時にも役立ちましたか?
「はい、早い段階で認定は考えておりましたので、会計処理や労務管理は
もちろん、各種重要書類の整理保存については任意団体の時から
意識して取り組んできました。」





【事務局の体制と活動状況について】

Q1:お三方とも、まるで空気のように自然な雰囲気でいらっしゃいますね。
 戸田さま「もう15年も一緒ですから(笑)私と田中さんは
時間を合わせやすいのですが。」


Q2:宮定さまは、『被災地復興支援事業』や勉強会の講師としても
活躍されていますが、東北出張所(石巻市)にお住まいなのかと思うくらい
頻繁に行かれてますよね。

宮定さま「はい…。おかげさまで…。ですので、こちらにいるときは
なるべくお昼を一緒にしたり、努めて時間を合わせるようにしています!!」


Q3:そのような状況でも、情報発信事業はかなり充実されていますよね。
宮定さま「はい、2014年度は、
ゝ┫まち・コミという各号6ページの通信誌を4号
■硲弌孱廝釘造泙繊Ε灰漾廚鮨鏤更新
まち・コミブログを70本、そしてアップした内容をフェイスブックや
ツイッターへも転送
い泙繊Ε灰潺瓠璽襯縫紂璽垢5回送信することができました。
実は、記事の配信に関しては、個々の判断に任せています。
理事長にその都度伺いを立てて…ということがないので、リアルタイムな記事を
スムーズに発信することができています。」


戸田さま「チラシ作成はとにかく早くしています。細かく丁寧に
作られる方が多いのですが、あまり時間をかけるよりも、未定のところは後で
埋めたら良いので、早い段階でのお知らせを充実させたほうが良いと
考えています。 それと、ITに強い方が、長年ボランティアで
来てくださっています。情報管理の分野はもちろん、事務局業務の
情報インフラ整備という面でも、すごく助かっています。」


Q4:ボランティアさんの関わりが非常に多い印象を受けます。
宮定さま「はい、『地域間交流』として豊岡市出石町の
「鳥居やすらぎ市民農園」にもたくさんのボランティアさんが
関わってくださっていますし、『震災体験学習』として修学旅行生を
受け入れているのですが、語り部さんは全てボランティアさんです。」


田中さま「『地域まちづくり支援』としての活動にも、長年継続して
関わってくださる方も多く、ありがたいことです。」


Q5:活動計算書のなかで目を引くのが「出石市民農園事業収益」です。
戸田さま「この部分は、税務署からも褒められます(笑)
枝豆は秋だけなのですが、人気があります。玉ねぎは、有機無農薬とはいえ、
5圓2,800円(送料込)、決して安くはないのですが。購入者は男性が多く、
ご自分のお小遣いから買ってくださっていると思います。
そのほか、お中元などの贈答用として注文してくださったり、
たくさん買ってご近所の方に配ってくださっているかたもいらっしゃいます。」




↑↑こちらが、その玉ねぎ。

Q6:正会員が14名、賛助会員が168名、こちらの会費収益も
かなり多いですよね。

戸田さま「はい、任意団体の設立当初は助成金もなく、寄付金のみで
運営していましたが、賛助会員(年会費5千円)を募集し始めたのが
2000年頃で、2014年度現在、賛助会員受取会費は一般寄付金よりも
多くなっています。 実は、会員さんで、なおかつ寄付もしてくださり、
更に野菜の購入もしてくださる方が多いのです。」


Q7:ステイクホルダーとの関わりが濃い、ということでしょうか?
田中さま「そうですね、こちら、さきほど届いた葉書です。」


Q8:おおおーーー!!(感動)
田中さま「私はどちらかというと、メールより手書きですから、
やっぱり相手の方からもこうやってお礼の葉書をいただくことも多いですよ。」


宮定さま「今年度は、こういった関係者の方々、特に遠方の方にはもっと
事業報告なり活動状況のお知らせをしていかないといけないな、と
思っています。 関係者様のご協力や応援あっての活動ですからね。
今年度も、がんばりますよ!!」


インタビューは、以上です。
貴重なお時間、しかも、「今晩からまた出石に行きます」という
タイミングでの訪問にも関わらず、温かいご協力をいただきまして、
本当にありがとうございました。
また、今後とも引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

☆☆〜〜かみとくのひとりごと〜〜☆☆
今回も、歴史のある団体さまから貴重なお話をお伺いすることができました。
「まち・コミ」さまは、ひとをとても大事にされておられるのだなあ、と
感じました。 事業の基本は、「ヒト・モノ・カネ」とよく言われます。
(この順番が大事です) お金は大事ですが、お金はミッションを達成する
ための手段であり、目的ではありません。 やっぱり、人が大事なのであって、
人がお金を運び、モノをつくり、そして人同志のつながりを育むのではないか
と思います。

「まち・コミ」さまのミッションのなかに、『主体的に行動し活躍できる
人材の育成』と『豊かな地域社会の構築』が掲げられています。
活動の肝の部分が、『人』だからこそ、ステイクホルダーに対しての説明責任、
事業報告や会計報告という部分を、当たり前のように大事にされているのだと思います。

私も、会計支援に携わる末端の一員として、改めて勉強させていただく部分が
大きかったです。本当に、ありがとうございました。

余談ですが、「まち・コミ」さまは、NPO法人の認証からわずか3年で
認定を取得されるという、非常にすごい実績をお持ちでもあります。
今後、認定取得を考えておられる団体さまは、いちど、お話を聞いてみられては
いかがでしょうか。組織の基盤強化を考えるうえでも、きっと、貴重な情報が
得られると思いますよ☆

それでは失礼いたします。 次回も、どうぞよろしくお願いいたします(^_^)/~
                /会計担当新米スタッフ:紙徳真理子
 
| ソフト利用団体さんに聞く! | 17:25 | - | - |
団体訪問珍道中! 特非)メリーポピンズの会 さまへ
こんにちは!かみとくです!
第3回目の今回は「特定非営利活動法人 メリーポピンズの会」さまです。
宝塚市逆瀬台の閑静な住宅地のなかに、事務所があります。
バスを降りてすぐでしたので、方向音痴の私も迷わずたどり着くことができましたー(^^)

まずは、ご紹介から。 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<目的>(定款)
この法人は、園芸ボランティア活動を行う個人及び団体の能力の向上や交流・協力を
推進することによって、幼児・青少年・一般成人・障害者などのあらゆる人たちのために
花と緑の環境を保全し、より美しく豊かにすることによって、社会に貢献することを目的
とする。

<事業の規模>約330万円(2013年度)
<理事>9名  <監事>1名
<HP:メリーポピンズの会
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

<インタビュー>理事長:大日向(おおひなた)様

紙徳:団体設立のきっかけを教えてください。
大日向様:阪神淡路大震災が起こった1996年、たまたま訪れた地域のデイサービス施設の
     庭が手付かずなのを見て、「これだ!」と閃きました。女性は炊き出しやら
     仕事がたくさんありますが、男性は手持無沙汰の人も多かった。
     そこで、「力仕事なら男性も貢献できる」と声をかけ、荒れた庭に花壇を
     つくり始めたのがきっかけです。

 紙徳:メリーポピンズの会、素敵なお名前ですね。
大日向様:花壇まで行くのに坂を上るのがしんどくて、誰かが「メリーポピンズの傘が
     あればいいのに。」と言ったんです。それと、明るい名前にしたくて、
     パピプペポのようなはねる音を入れたい、と漠然と思っていたのがリンク
     しました。さらに、メリーポピンズのストーリイも、人助けだし、と。
     それならこの会にもふさわしいんじゃないかと思って、決めました。

 紙徳:園芸を学ぶ「タンポポ塾」のお名前も、そうですか?
大日向様:はい、これも、パピプペポのはねる音が2つ入っていますよね。
     私は会社員時代、ブランディングも手掛けていましたので、そこはちょっと
     こだわりました(笑)。 塾生がタンポポの種のように風に乗ってあちこちに
     飛んでいき、園芸を通した温かい交流が生まれることが理想です。

以上のお話のほかにも「シニア世代の社会貢献」というライフスタイルを代表するような
団体にしたい、とのことで、ボランティアの意義や、今後の社会の動きにあわせた、
たくさんのアイデア等もお聞かせくださいました。 かなりのご多忙のなか貴重なお時間を
頂戴しありがとうございました。

<インタビュー>会計担当者:大西様、吉田様、片山様

事務所内は、とてもすっきりと整えられています。 インタビューの間も、片付け作業と
お話が同時進行、限られた出勤時間を有効活用されていました。 デザイン性のある棚は、
もともと化粧品屋さんだった建物の名残だとのこと。素敵ですね☆




 【会計業務について】

Q1:現在の会計業務の体制を教えてください。
「私(大西様)が会計日誌の係です。片山さんが仕訳と会計ソフト入力の係です。
吉田さんが切手の係です。現金の管理は、私と片山さんの二人です。金庫の現金を
数えるのも、二人で一緒にやります。」


Q2:現金の流れを教えてください。
「1、会員さんからの現金と切手は、専用のケースに入れていただきます。
   その時にノートにも必ず記入していただきます。
 2、それをもとに、私(大西様)が会計日誌に転記していきます。入金伝票、
   出金伝票、振替伝票を切ることもあります。
 3、そして、片山さんがee−会計ソフトへ入力していきます。」


Q3:受取寄付金のなかで、切手の金額がすごく多いですよね。
「はい、未使用切手を寄付していただいてるんです。年に4回の広報誌を送付する時に、
通信費として毎回約2万5千円ほどかかるのですが、全てこの未使用切手を使わせて
いただいています。」


Q4:そんなに集まるものなのですか!!
「はい、記念切手のシートでくださる方や、大掃除の時にまとめてくださる方や、
いろいろです。でも管理するのが大変で。今は吉田さんが専属で担当してくださって、
すごく助かっています。」


Q5:いまの体制になられて何年くらいですか?
「3人体制になって1年半です。私(大西様)は、もともと銀行に勤めていたのですが、
12年前に大日向さんに声をかけていただいてからですね。家がお向かいなので、
やめるにやめられません(笑) そのあとに、会社で経理をされていた吉田さんが
入ってこられて、10年くらいになります。片山さんは、タンポポ塾で2年学ばれた後、
一昨年の秋から事務局に入ってくださいました。
同じ会計でもそれぞれの得意分野が違うので、良かったです。吉田さんは整理整頓が
得意なので切手担当、片山さんは経理の資格もお持ちだし起業塾でも学ばれていて
パソコンが得意なので入力担当。それに、やっぱり、3人、というのが良いです。」


Q6:その理由を教えてください。
「会計は地味な仕事でしょう。大変で重責を担うわりには褒めてもらうことも少ないし。
おまけにボランティアですから、責任感だけでは続きにくいんです。1人では、やっぱり
難しいですね。こうやって、3人でワイワイ楽しくするのが、続けるコツでしょうか。
 大事なことは、『楽しくするためには創意工夫が必要』だということです。」


Q7:会計業務の中で気を付けておられることを教えてください。
「お金は、短期で合わせる!ということです。」

Q8:今後の展望について教えてください。
「以前イベントが多かった時期があって、同じ費目でもイベント毎に分かれている
のですが、イベントを縮小した現段階では、多すぎて逆に使いづらくなっています。
ee−会計ソフトの中の勘定科目を整理していかないと…と、思っています。
グループの管理も検討課題です。たとえば会員会費について、今まではグループ毎に
集めていたのを本部一括集金に変更したり、少しずつ変えていっている段階です。
そして、いまの3人体制を楽しく維持していく、ということですね(笑)」




会計日誌 ↑↑「NPO会計日誌」 中身をお見せすることはできないのですが、
とっても正確かつ丁寧に記帳されています。 そして、活動場所のひとつ、
「せいれい逆瀬台デイサービスセンター」へ。

 こちらは、タンポポ塾の実習場所として、また、メリーポピンズの会全体の
園芸活動を引っ張るリーダー花壇として位置づけられています。
しかし…すごい坂…これは確かに「メリーポピンズの傘」がいりますね…苦笑
(ご厚意により、お車で送っていただきました…。)

こちらでは、タンポポ塾の1期生であり、10年前から携わっておられる、
ボランティアの湯浅様がガイドしてくださいました。
事務局と湯浅様が打ち合わせをされている合間に、素敵なお庭を何点か撮影
したものの…カミトクにはどうも写真撮影の能力がないようですね…(><)




 …ということで、HPより拝借。主に、夏〜秋のお庭です。







季節によっても、時間帯によっても、草花の様子はまったく違うし、
いろんな顔を見せてくれるのだそうです。 美しい草花を見て癒されたり、
土を触ったり、成長を楽しんだり。
人と人とがつながりやすい園芸のもつ力は偉大ですね☆

インタビューは、以上です。
貴重なお時間、ご協力いただきまして、本当にありがとうございました。
また、今後とも引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

☆☆〜〜かみとくのひとりごと〜〜☆☆
今回も、楽しくて楽しくて時間があっという間に過ぎていきました。
が!!お三方の年齢をお伺いして、ビックリ!! 公表は控えますが、
ほぼ私の倍です…。しかし、外見、考え方、行動…。 本当に素敵で、
「私もこんなふうに年を重ねたい!!」と、強く思いました☆ いまから
でも間に合うのかは疑問ですけれども…(^^;)

ところで、3人体制は、理想ですよね。 大日向理事長も、「1人でできる能力が
あっても、会計は複数名で担当していただくことにしています。」と言われて
いました。その理由として「茶のみ話で気軽に会計の状況を聞いてもらうのが
理想だけど、女性ひとりだと聞きにくいですよね。その点、3人だったら
聞きやすいでしょう。」とのこと。

言われてみると、確かにそうかもしれません。 もちろん、複数の目で見てミスを
防いだり、不正防止の面から考えても理想です。

園芸も、会計も、実は3人が一番安定しているのだそうです。 4人、5人は
一見よさそうですが、今度は調整が負担になるとのこと。
組織が拡大するときに、気を付けるべきポイントでもありそうですね。
やはり、会社員時代に国内外で幾多の事業を手掛けてこられた大日向理事長の
お言葉には、重みがありました。

しかしそうはいっても、人材には限りがあり「複数の担当者なんておけないよ〜」と
言われるところも多いと思います。 ひとり何役もこなしておられるところも、
多いでしょう。ただ、その現実の部分は現在の状況として把握し「ではこれから
どうしていくのが良いのか?」ということを考えるきっかけにはなるかもしれません。

今回の取材では、会計ソフトに入力する前の段階を中心にお話を伺いました。
ぶっちゃけた話、入力作業は後でもできるのです。 しかし、その前の作業が
いかに大事か、ということなのです。
万が一、会計担当者に何かが起こったとしても、後で誰がみてもわかるように
資料が整えられているかどうか、という部分、忘れがちですがとても大事なこと
です。会計担当者さんひとりだけがしんどくならないように、分担できる部分は
ないのか、今より合理的な方法はないのか、等、一度、話し合う機会を設けて
みられてはいかがでしょうか。

…なんだか重くなってしまいましたが、最後にもう一度、名言を再掲します。
楽しくするためには創意工夫が必要』 それでは失礼いたします。

次回も、どうぞよろしくお願いいたします(^_^)/~
                  /会計担当新米スタッフ:紙徳真理子
| ソフト利用団体さんに聞く! | 18:05 | - | - |
団体訪問珍道中!  特非)飛行船  さまへ
 

こんにちは!かみとくです!

第2回目の今回は「特定非営利活動法人 飛行船」さまです。

 

入口写真↓↓

「第一飛行船」⇔歩いて5分ほど⇔入口写真:「第二飛行船」                


                        

 

ここでちょっと、特定非営利活動法人飛行船さまについてご紹介します。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 「なんで飛行船なんやろ?」
 

精神障害者解放運動先進国のひとつ、イタリアには、バタフライ・モデルという考え方があります。

目的地に最短距離で近づくモデル…ではなく、あちらにふらふら、こちらにふらふら、でも、いつのまにかちゃんと花に行きついて蜜を吸っている、ついでに受粉も助けて…。

そんなふらふらのイメージを拝借されたとのことでした。 

 

「目的」(定款)

障がい者、とりわけ「重度障がい者」と言われる人々に対して日中活動の場と機会の提供に関する事業を行い、地域の人々が障がいの軽重にかかわらず安心して生活できる地域社会の実現に寄与することを目的とする。
 「事業の規模」約6,300万円(2013年度)
 

「理事」3名  「監事」1名

 
↓↓ こちらは運動会での第一と第二の施設長さんたちの名場面だそうです。楽しまれてますね〜(^^)

(もちろん掲載許可は、ちゃんといただいてます(笑))

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

さてさて今回のインタビュー

まず、理事長の宗保(ムネヤス)様に、立ち上げから今までのお話を伺いました。
 重度の知的・身体障害者であったご長男の養護学校卒業を機に、同級生の保護者とともに施設を設立されたのが2006年。その後、2009年に法人認証、それから今まで、山あり谷ありだったとのこと。

親御さんの介護も加わり、大変な毎日だとのことです。
会計業務に関しては、昨年度から辰巳さんがメインで担当されることになり、ようやく落ち着いてこられたとのこと。それにしても、理事長の棚の中の書類はきちんとファイリングされており、さすがです。本当に頭が下がります。

…と、おいそがしいので、お話はここまで。貴重なお時間、ありがとうございました。

 

 

そしていよいよ会計担当者の辰巳様へのインタビュー。

 

まずは、「第一飛行船」にて。貼り絵がお迎えしてくれました^^

 

 

 

【ee会計ソフトについて】

 

Q1: 導入時期はいつですか?

「昨年度からです。今回が、ソフト利用後の初めての決算です。」

 

Q2: 導入のきっかけは?

「会計担当者が変わったことと、以前からお世話になっていたCS神戸(ワラビ―)さんに、お勧めされたと聞いています。」

 

Q3: 使われてみていかがですか?

「他のソフトと比較ができないのですが…、使いにくいと思ったことはありません。」

 

Q4: 会計相談を利用されていますか?

「普段、荻野さんにメールや電話でとんでもないことを質問していることを指しているのなら、「非常に利用している」です!!

メールや電話だと、年間12,000円の相談料で何回も対応していただけるので、すごく助かっています。

訪問については、導入後半年は毎月お越しいただいてましたが、現在は数か月に一度くらいまでに落ち着きました。」

 

Q5: もっとこうしてほしいというリクエストはありますか?

「キーボードから手を離してマウスに持ち変えるのが面倒なので、もう少しキーボード(カーソルキーなど)から操作できるようになれば嬉しいかなぁ…と思います。」

 

Q6: お役には立てていますか?

「はい!私のどんな質問にも呆れず丁寧にお答えいただき、感謝感謝感謝でございますー♪」


【web給与ソフトについて】

 

Q1: 導入時期はいつですか?

「ee会計と同時に導入したので、昨年度からです。」
 

Q2: 導入のきっかけは?

「スタッフも多くなってきましたし、同時に導入は自然な流れのような。」

 

Q3: 使われてみていかがですか?

「こちらも、使いにくいと思ったことはありません。」

 

Q4: 相談を利用されていますか?

「はい。たぶん、システムの内容や操作方法などをもっと詳しく聞けば、いろいろ便利な使い方はあると思うのですが、なかなかそこまでは聞けていません。」

 

Q5: もっとこうしてほしいというリクエストはありますか?

「いえ、特に。今のところは、満足しています^^」

 

Q6: お役には立てていますか?

「はい!」

 

 

 ここから、てくてく歩いて、「第二飛行船」へ。
 辰巳様は、主にこちらでソフト入力をはじめとした会計業務を行っておられます。

 

【会計業務について】
 

Q1: 現在の会計業務の体制を教えてください。

「まず、第一飛行船で小口現金を扱っているのが、スタッフの荒木さんです。担当して3年目くらいになられるかと。かなりがんばってくれています。第二飛行船の小口現金の担当は、私です。

そして小口現金以外の大きい支払については、理事長でもあり第一飛行船の施設長でもある、宗保が担当しています。今年度からは、この大きな支払いに関しても、私が担当することになるかもしれませんが、まだわかりません。検討中です。」

 

Q2: 勤務形態を教えてください。

「週5日間のうち、主に月曜日と木曜日を事務日にしていただいてます。

あとの3日は、ヘルパー業務を行っています。ただ、いまは、決算に係る作業が多いので、できる限り事務日を増やしていただけるように要望しています。」

 

Q3: 第一と第二と、場所が離れていますよね?

「はい。請求書をはじめ書類関係は全て第一で一括保管しています。私がソフトへの入力作業をするときは、もったいないですがコピーを取るか、外付けHDDと共有フォルダを活用しています。資料の紛失は絶対に避けたいので。」

 

Q4: 会計資料の活用方法について教えてください。

「主に、理事会や総会での報告用です。会員さんが14名くらいいらっしゃるのですが、ニュースレター等をあまり発行していないこともあって、会員さん向けの活用はこれからです。いまのところ、あまり求められることもないです。」

 

Q5: 共通経費の按分をどうしているか、について教えてください。

「初年度なので、人数割りにしようかなと思っています。」

 

Q6: 会計業務で気を付けられていることは何ですか?

「『知らないことは考えてもわからない』と、認識することです。これを聞いたら迷惑かなあ、と思わず、その場で聞く!!その際は、電話ではなく、メールです。書きながら自分で整理できることもあるので。

その場の処理が止まっても、確実な対処方法が見つかるまで待ったほうが、勝手に進めて後で大変なことにならずにすみます。

それと、これは会計以外の事務作業全般に言えることだと思うのですが、とにかく自分がしんどくない状況にもっていくことです。ある程度の余裕を残しておかないと、急にくる重要案件に対応ができませんからね。

根を詰めてやる作業と、あんまり緊張せずにできる作業と、バランスをとることも大事です。ただ、いつもうまくミックスできればよいのですが、なかなかです(笑)」

 

 

インタビューは、以上です。

ご協力いただきまして、どうもありがとうございました。

また、今後とも引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

 

☆☆〜〜カミトクのひとりごと〜〜☆☆

 

辰巳様とのお話は、本当に楽しかったです。

でも私の拙い文章では雰囲気が伝わってきませんね…精進します!!

 

辰巳さんは、この業界である程度の経験を積まれ、簿記の知識もお持ちです。現場に即した処理ができることもすごいですが、なにより労働環境をご自分で整えておられたのが印象的でした。

やっぱり自分が長時間過ごす仕事場ですから、働きやすい環境にしたいですよね。

 

実はインタビューの途中で、スタッフさんが送迎から帰ってこられて、ミーティングが始まりました。お疲れのはずなのに、みなさん、笑顔。スタッフさん同士が暖かい雰囲気だと、利用者さんも安心できるしお互い楽しいですよね。

 

そんな楽しい雰囲気のなかでできあがった作品がこちら。

 



 

 

 

 

 

 ミッション達成、のために、人が集まる。
「人を活かす」ために、話し合う。

自分も、他の人も、みんなが働きやすい環境を創り上げていくにはどうしたらよいのか。

それにはやっぱり、スタッフさん同士のコミュニケーションが大事なのだなあ、と、改めて思いました。

 

それでは失礼いたします。次回も、どうぞよろしくお願いいたします(^_^)/~

 

            /会計担当新米スタッフ:紙徳真理子

 

| ソフト利用団体さんに聞く! | 14:45 | - | - |
団体訪問珍道中! 特非)月と風と さまへ
 こんにちは!かみとくです!
 

 「ee会計ソフト利用者さんに聞く!」今回から始まりました〜(^^)

 記念すべき第1回目は、「特定非営利活動法人 月と風と」さまです。


 ↓↓入口写真です。


≪重症心身しょうがい者の地域生活(入浴・外出)を支え、【アート】を通じて地域と本人さんを繋げる≫という団体のミッションがバッチリ伝わってきます。
 

↓↓↓インパクト大!!なオブジェは『つかぜくん』
テーマは「生命力と違和感!」だそうです

お隣のイーゼル、今回は『軽茶堂』のお知らせ。手書きっていいですよね^^



 

ちなみにこちらは、アートプロジェクト『軽茶堂』のなかのひとつ、「ヨガの会」。

 

 
ここでちょっと、特定非営利活動法人月と風と さんについてご紹介します。


〜〜〜〜〜〜

「月と風と」とは(HPより)

月の光のようなやさしい支援と、そよ風のような居心地のいいまちと、そこに住む人と・・・

「NPO法人 月と風と」は、
『ヘルパー派遣事業・4つのプロジェクト・4つの挑戦』を大切にして、
しょうがいをお持ちの方の地域生活を支援し、
さまざまな人たちと一緒に生きる「共生のまちづくり」を目指しています。

 

「事業の規模」約3,500万円(2013年度)

「理事の人数」6名


HP:http://tsukikaze.mond.jp/?cat=3

FB:https://ja-jp.facebook.com/tsukitokazeto

〜〜〜〜〜〜

 

さてさて今回のインタビューは、事務全般を担当されている太田さんと、1年前に専任会計担当者となられた村上さんに、お話を伺ってきました。
 

【ee会計ソフトについて】


Q1:導入時期はいつですか?

「2007年からなので、今年で8年目です。」
 

Q2:導入のきっかけは?

「NPO会計基準に則っていることと、アフターフォローをしてほしかったからです。」
※清田代表理事からは「荻野さんにチェックしてもらえれば安心だと思った。」というお言葉をいただいております^^

 

Q3:使われてみていかがですか?

「法改正等の情報を教えてもらったり、サポートが手厚くて助かっています。」

Q4:会計相談を利用されてますか?

「導入してすぐは理事長が対応していたのですが、かなり電話やメールでお世話になったようです。最近は、あまり聞くことはありません。ただ、決算の時期や、固定資産を取得したとき(たとえば車とか…)は、連絡しています。
あと、税理士さんからの依頼で、活動計算書ではない様式のものを用意しなくてはいけない時など、メール では伝えるのが難しいので、「荻野さんおいそがしいだろうな〜」と思いながらも、電話して聞くようにしています。」

Q5:もっとこうしてほしいというリクエストはありますか?
「特にないのですが…。どこまで聞いてもいいのか、こちらで勝手にやっても良い範囲がよくわからなくて戸惑うことはあります。たいがい聞きますが(笑)」
 
Q6:お役には立てていますか?
「はい、もちろん!」


Web給与ソフトについて】
Q1 : 導入時期はいつですか?
「昨年からです。」
 
Q2 : 導入のきっかけは?
「事業規模が大きくなってスタッフの人数が増えたことと、ソフト利用料の支払いが可能だと判断したからです。村上さんが専任会計担当者になってくれたのは、ちょうど給与ソフトの導入時からです。」

Q3 : 使われてみて、いかがですか?
「年末調整の時は本当に助かりました。」

Q4 : 相談を利用されてますか?
「マニュアルを見ればたいがいのことがわかるので、あまり…。でも、もっと聞くようにしたら、もっと便利な使い方があるんだろうなー、とは思います。」

Q5 : もっとこうしてほしいというリクエストはありますか?
「初期設定の時に、実際に来ていただいたら良かったかも、とは思いました。」
 
Q6 : お役には立てていますか?
「はい、もちろん!」

 

【会計業務について】

Q1 : 会計業務をされるにあたり、気を付けていることがあれば教えてください。

「会計はとにかくシェアすることが大事です。自分ひとりだけだと間違いにも気づきませんが、誰かに公開することで間違いに気づいたり、やはりお金のことですからみんな気になります。
こちらから情報を出すことで、今の団体の状況とか今後の方向性とか、有意義な意見交換にもつながります。」


Q2 : 会計資料の活用について教えてください。
「年に4回ある理事会に提出しています。理事会では、どうしても事業の中身のほうに話題が偏りがちなのですが、会計のほうにも興味をもってしっかりみていただけるような工夫が必要なのかもしれません。
また、会員さん向けにも、今後、何かわかりやすく見やすい工夫をしていけたらと考えています。」
 

Q3 :  共通経費の按分をどうしているか、について教えてください。

「事業ごとの基準は作っていますし、質問があれば答えられる準備はしていますが、実態として、理事長と会計担当者だけの共有になってしまっていることが多いです。これも公開しないといけませんね。」
 

Q4 : 今後の会計の体制について教えてください。

「体制としては、村上さんが産休に入るので、しばらくは私(太田さん)が兼任することになると思います。ただできれば、新しいスタッフに会計の仕事を覚えてもらいたいなー、と思っています。立候補してくれる人がいればいいんですけどね(笑)
まずは得意そうな人に声をかけてみようかなと。あとは、財務分析についてもっと深めていけたらと思っています。

 

  インタビューは、以上です(^^♪

ご協力いただきまして、どうもありがとうございました。また、今後とも引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

 
☆〜〜カミトクのひとりごと〜〜☆

 

太田さんは、長年の経験から、ベテランの風格が漂っていました。

村上さんは、会計担当になられて1年ということですが、ソフトも既にバッチリ使いこなしておられ、ファイリングも完璧で素晴らしかったです。

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清田代表理事が30分ほど事務所に戻ってこられた時の、しばしのやり取り。 

清田さん:「あの書類どこにある?」
村上さん:「ここに用意しています。」(と、さっとファイルを渡す)
清田さん:「このフォーマット、このファイルの中じゃなかったっけ?」

太田さん:「それは共有フォルダのこっちのほうです。これがあるから迷うんですね。」(と、さっと使っていないフォルダを削除する)

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このやり取りを聞いて感じたことは、自分の仕事で閉じてしまうのではなく、コミュニケーションを図り、開かれている空間だからこそ、利用者さんも、スタッフさんも、笑顔になれるし、自然と人が集まってくるのかなあ、ということです。
   

 下の集合写真は、2014おふろプロジェクト『劇場型銭湯体験会』での一コマです。

近所の子どもさんと、しょうがいをお持ちの子どもさんとが一緒にいる風景も見られるそうです。


 

 

インタビューの前に、兵庫県で公開されている当団体の2013年度の決算書類を拝見したところ、福利厚生費が例年に比べてすごく多くて、一瞬「!?」と思いましたので、そのこともお伺いしました。

(県民ボランタリー活動の広場「ひょうごNPO法人情報公開サイト」にて公開)

http://www.hyogo-intercampus.ne.jp/v-hyogo/search/index.php?act=dtl&npo_id=969

 

 すると、「2013年度は、『自分で考え、自分で行動する職員』を目指し、「医療的ケア」「個別支援計画」等、スタッフ同士の自主勉強会の開催や、対話による自己課題発見・解決のためのコーチングの実施を行いましたので、それらスタッフに係る費用を福利厚生費で処理しました。その結果、例年よりも金額が増えたのです。」とのこと。

そういうことですね。「スタッフ同士のコミュニケーション」にかなり力を入れておられることがわかりました。

このように、『スタッフ間のミッションの共有・業務の把握』の成果があがり、活動の基盤強化につながるのであれば、本当に素晴らしいお金の使い方だと思います。

 

それでは失礼いたします。次回も、よろしくお願いたします(^_^)/~

 

                   /会計担当新米スタッフ:紙徳真理子


 
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