NPO会計支援センター

2005年からNPO法人の会計支援に特化した活動をしています。
NPO会計に関するいろんな出来事などを綴っていきます。


我が家の「災」 (1)

今年の漢字は「災」でした。

確かに各地で自然災害が続いた年でした。

そして我が家では、自然系の災害だけでなく、

人間系の災いも飛び込んできました。

「会計あるある」話ではありませんが、

皆さまの参考にしていただくため、

恥を忍んで今どきの「世間にあるある」話を報告します。

 

古くなったストーブを買い替えようとネットで探したのが、

ことの始まりでした。“我が家の大蔵省”の要求は、

「同タイプの、できるだけ安価なものを」とシビアです。

(ところで、以前は“我が家の大蔵省”と言えば、

家の中で財布のひもを握っている奥さんのことと、

ふつうに分かる言葉でした。

今は、“我が家の財務省”と言うのでしょうか。

昔人間には、ちょっと違和感がありますが・・・。)

 

とにかく“大蔵省”の要望に応えようと、

通販の情報をあちこち覗きました。

そしてやがて見つけたのです。

大阪ガスの商品パンフで定価5万8千円のガスストーブが、

なんと2万7千円!前払いですが、超お買い得です。

販売しているショップ名は、楽天市場かアマゾンを

検索した中で見かけたような記憶がありました。

直接注文は割引率が大きいのだと思い、

すぐに発注入力をしました。 

返信メールが届き、代金の振込口座が記載されています。

通常、通販はクレジットカードからの引落しにしていたので、

振込は面倒でしたが、割引が大きいからまあいいかと

妥協しました。

ホームページにクレジットカード払いが記載されているのに

変だなという思いが、ちらっと頭をかすめたものの、

安価さに心を奪われて正常な判断力や慎重さを欠き、

すぐに振込み手続きをしました。

詐欺師の術中にはまった意識は皆無でした。 

 

ドジな結末は次回です。どうぞお楽しみに。

 

| 会計あるあるブログ | 10:26 | - | trackbacks(0) |
続・NPO会計カルタ

前回に引き続きカルタの紹介です。

「あいうえお・・・」50音と言いますが、

旧字などを除くと、実際は44句。

どれも捨てがたい味がありますが、前回同様、

筆者が気になった句を拾ってみます。

 

「そ」は、「総会で通った決算、変えられない」。

これは重要な句です。いったん決定した決算に

誤りがあった場合、簡単に訂正できません。

総会承認の重みがあり、事務的に変更することでは

ないのです。総会を再度開いて再審議するか、

次年度に「過年度修正」として誤りを正しましょう。

 

「た」は、「貸借合った!笑顔が美しい」。

簿記は、貸方と借方の合計が合うのが当然。

でも合わないことも少なくない。

誰もが美しい笑顔になれる、合った時の嬉しい瞬間。

カメラアイを感じます。

 

「は」は、「発生主義、未収未払忘れずに」。

ご存じのとおり、NPO法人会計基準は

「複式簿記、発生主義会計」を採用しています。

お金が出入りした日付よりも、出入りする原因が

いつ発生したかに着目した、期をまたぐ会計処理です。

「現金主義」との違いを正しく理解しましょう。

 

「ま」は、「まあいいか、思う心にすきがある」。

性格的に隙だらけの筆者などには、ドキッとする句です。

突然思い出したことわざが「四角な座敷を丸く掃く」。

会計に「まあいいか」は禁物ですね。

 

最後の「わ」は、「わいわいと楽しくやれた会計が」

会計担当者は、ふつう孤独がちで、「わいわい」は夢かも。

でも、理解者や仲間を増やして、「楽しく」やれる会計を

ぜひ目ざしたいものですね。

 

もっと見たい方のために、

全句が載っているブログを見つけました。

名古屋の税理士・中尾さゆりさんの

「NPO会計・税務リクツとコツ」

他に参考になる記事も多く、ぜひ覗いてみてください。

 

| 会計あるあるブログ | 15:11 | - | trackbacks(0) |
NPO法人事務力検定合格 & 第2回NPO法人会計力検定のお知らせ

こんにちは。

NPO会計支援センター事務スタッフの松岡です。

もう12月、肌寒くなってきましたね。

11月の中旬、私用で奈良県に行ったのですが、

奈良公園の紅葉が綺麗でした。

京都の紅葉も、まだじっくりと見る機会が持てていないので、

一度ゆっくり見てみたいです。

 

さて、今回は、「NPO法人事務力検定」を受検した話です。

この検定については、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

特定非営利活動法人岡山NPOセンターさまが主催されている検定です。

NPO法人に必要な事務手続きについての問題が出題されます。

事務力検定のレベルは初級、中級の2つあるのですが、

私はもちろん初級からの受検です。 初級に関しては、

全国各地の中間支援組織が協働開催してくださっています。

私も、近くの宝塚NPOセンターさまで受検することができました。

また、初級の場合、検定内容に対応したセミナーもセットで

開催されており、それを受けてから 試験に臨む方が多いようです

(検定のみ受検、セミナーのみ受講ということも可能です)。

 

私はセミナー+検定のコースを選択しました。 …とはいえ、

「NPOの事務」と一言で言っても、範囲が広いです。

NPOの基礎、所轄庁や法務局での手続き、

法人の運営、労務、会計、などなど…。 これらをカバーしようとすると、

セミナーはどうしても1日がかりになってしまいます。

ということで、10時から15時過ぎまでみっちりセミナーを受け、

いよいよ試験です。 検定が始まる時は、なり緊張しました。

 

何かの試験を受けるのは簿記検定を受けて以来です。

ドキドキしながら受検し、結果、何とか合格できました!

正直なところ、(私の個人的な感覚では)かなり難しかったと

感じたので、一安心です。 セミナーを担当してくださいました

宝塚NPOセンターさま、ありがとうございました。

 

次は中級です。当たり前ですが初級より難しいそうで、

噂によれば合格率も結構下がるとか何とか。 …大丈夫かな…。

でも、頑張りたいです。初級であれ中級であれ、

合格したら自信にも繋がりますしね。

中級を実施されているのは岡山NPOセンターさまのみなので、

次は岡山に行くことになります。 行き方を調べてみると、

所要時間自体は2時間前後で行けるようなのですが、

岡山駅から路面電車に 乗らなければならないようです。

…た、たどり着けるだろうか…。

色々な面で心配になっている超方向音痴の私です。

 

最後にお知らせです。 これも検定ですが、

当センターが事務局を担当しています、

「NPO法人会計力検定」のご案内です。

11月26日より、第2回NPO法人会計力検定(入門・基本)の

申込受付が始まりました。 2月17日開催で、前回よりも会場数を増やし、

申込ページも新設して力を入れております。

 

詳細・お申込みは、 NPO法人会計力検定のHP から承っております。

少しでもご興味のある方は、ぜひご受験ください。

それでは、また。

 

| 新米スタッフの独り言 | 10:47 | - | trackbacks(0) |
NPO会計カルタ

先日、NPO法人会計基準協議会近畿ブロックの

会議に参加しました。会計基準の改正ポイントが

主要なテーマでしたが、楽しい話題もありました。

 

本部から駆けつけた事務局長の横田能洋さん

(茨城NPOセンター・コモンズ代表理事)が、

「NPO会計カルタ」を披露されたのです。

なんでも、東海・北陸ブロック会議に参加した皆さんが、

カルタの標語を川柳調で作ったとのこと。

NPOや会計への思い、会計担当者の心情など

うまく表現されている句ばかりで、感心しました。

 

これはいい!と、筆者が最初に目をとめたのは「え」の句。

「NPO、円はなくても縁がある」。

人の縁、人の輪こそ活動の原点という、ほのぼのとした

人情味ある温かさに惹かれました。

 

「お」は、「追い風が終わって本物NPO」。NPO法人数は増え続け、

最盛期(2002〜2004年)には年に5,000法人以上増加したものです。

しかし、設立数は次第に減り、ついに今年度、絶対数が

減少方向に転じています。8月末で51,745法人、

前年度末比△126法人。

これからがNPOの真価を発揮すべき本番!という

覚悟と決意を感じ、筆者の思いを代弁してもらった気になった句です。

 

作者が「会計基準」に関わる皆さんだから、

会計に関する警句は沢山見られます。

「け」は、「決算日、現金残高数えてね」。

本来は、現金が動いた当日に帳簿と現金銭高を

照合することが望まれますが、少なくとも決算日は

金種表を作り残高を記録に残すことが必要ですね。

 

「す」は、「出納帳、お金は現金動いた日」。

記帳は領収書日付じゃないですよ、金庫から

お金が動いた日付ですよと呼びかけてくれています。

 

会計の鉄則を再確認する、大切な句ですね。

紹介したい句は、まだまだたくさんあります。

続きは次回ということで、お楽しみに。

 

| 会計あるあるブログ | 10:14 | - | trackbacks(0) |
ドライバーと交通ルール

今月後半、神戸市で開催される

「NPO法人会計レベルアップ講座」の講師を担当します。

週1回、3週連続なのでボリュームはありますが、

6月に行なったと同じ内容なので気は楽です。

「それにしても」と中身を見直していますが、

まずパワーポイント画面の1ページ目を微修正しました。

 

Q.「正しい会計」の実現に最も大切なものは何でしょう? 

A.「簿記の基本知識」と「日々のデータの丁寧な処理」です。

前回は「データ処理」が先だったのを、「簿記」を先にしたと

いうささやかな変更です。筆者の単なる思いの披瀝に過ぎませんが、

最近になって思いが変わったのです。

 

「NPO法人会計力検定」のテキスト作成に関わる中で、

簿記の大切さを改めて思う経緯があったからです。

次回発刊されるテキスト原稿のたたき台が順次出来上がりつつあり、

それを関係者でたたき合うミーティングが繰返し行われています。

テキストは、世間常識的ないわゆる「検定本」でなく、

会計現場で日々ご苦労されている担当者の方の「実務」に焦点を当てた、

いわばマニュアル的な視点で構成されています。

日常の事務処理の助っ人になり得る本を作成しているのです。

 

少しでも良いテキストをと熱い議論が展開され、

筆者も参加させてもらう中で、多くを学ばせてもらっています。

とりわけ簿記のページを担当する、Iさんの簿記に関する造詣の

深さに感心しつつ、改めて会計事務で簿記知識の重要性を再確認しています。

そして思いついたのは、お金の出入りをいかに迅速かつ丁寧に

記帳や入力をしても、簿記の知識が希薄では正確な財務諸表に

行き着くかどうか?です。

いわば「ドライバーは、交通ルールを知って車に乗りましょう」と

いうことだろうなーと、微修正の意味を自分なりに納得しています。

 

| 会計あるあるブログ | 11:22 | - | trackbacks(0) |