NPO会計支援センター

2005年からNPO法人の会計支援に特化した活動をしています。
NPO会計に関するいろんな出来事などを綴っていきます。


事務力検定 中級受験

こんにちは。 NPO会計支援センター事務スタッフの松岡です。

まだまだ寒い季節が続きます。 とはいえ、今年は暖冬のようです。

そういえば、兵庫にいる時は手袋もマフラーもせずにコートだけで

出歩いて ましたね、今年は。 祖母の家がある長野県に行った時は、

さすがに寒さで凍りそうになりましたが。

 

さて、今回は、事務力検定の中級を受験した話です。

正式な名称は、「応用実務編」ですね。 以前に受けて合格した初級は、

「入門手続き編」です。 今回の中級には対策講座はなく、

純粋に実務力を問われます。 開催も岡山のみ。 ということで、

行ってきました。岡山まで。

インドア派で引きこもりかつ方向音痴の私にとって、

新幹線に乗っての長距離 移動は大事です。

道中色々とあったのですが、書くと長くなりますので、割愛です。

 

「色々」を乗り越え、すでに疲れ果ててよろよろしながら

岡山駅に着くと、 ロータリーに並ぶバスに目が行きました。

回送のバスだったのですが、私の知る限り、回送中のバスは

ただ「回送」 というランプが点いているだけです。

しかし、JR岡山駅JR前に並ぶバスには「すみません。回送中です」

という ランプが。 おお、丁寧だ…と、何だか感動してしまいました。

岡山に来るのは初めてなので、岡山観光でもしたいところでしたが、

とてもそんな精神的な余裕がなく、まっすぐ会場に行きました。

 

ちなみに、以前の記事には、岡山NPOセンター様は路面電車に

乗っていく と書いたのですが、検定の会場は別のところでした。

「ゆうあいセンター」という建物で、

岡山県総合福祉・ボランティア・NPO 会館「きらめきプラザ」内に

あります。 建物に入ると、障がい者や作業所の皆さまが

作られたお菓子屋・小物を 売っているスペースを発見。

美味しそうなクッキーを買わせていただきました。

 

そして午後、いよいよ試験です。

開始と同時に問題用紙を開き……難しい!

初級と範囲は同じなのですが、より実践的な内容です。

受検中はずっと冷や汗が出ていました。 中級の受検資格は、

NPOの事務(実務)経験が3年以上ある方か初級に受かって

いる方です。私はもちろん後者で受検したのですが、

問題を解きながら、経験3年以上 という意味を実感していました。

問題は口外できませんので、詳しくは言えませんが、

上述の通り「実践的」 なのです。

「実際にNPO法人の事務をある程度の回数こなしてきた人に解ける問題」

だと感じました。 あくまで個人の感想です。

そして、事務職未経験かつ1年未満の私はどうなったかというと…

何とかぎりぎりで合格できました。 実務経験が圧倒的に不足している

私が合格できた理由は、大きく3つ。

 

 NPO法人の手引」。 兵庫県神戸市と、兵庫県のNPOの中間支援団体が

協力して作り上げたもので、 NPOの各種手続きなど、実務に必要なことを

ほぼ網羅しています。 これを必死に読み込んでいきました。

読み込みすぎてぼろぼろになり、表紙が破れました…。

手引きを作成してくださっている皆さま、ありがとうございます。

 

∋務力検定「初級」で受けた講義。 初級では、検定の前に

対策セミナーを受けることができます。 その講義内容を思い出し、

何度も復習しました。 初級の際にお世話になりました

宝塚NPOセンターさま、ありがとうございます。

 

Eセンター事務所でのこぼれ話。 入社以来、当センターの荻野と村上が、

(もちろん個人情報や守秘義務に 反しない範囲で)色々と、

支援の経験や事例を話してくれるのです。

「そういえば前に○○○〇なことがあってね〜」「へえ、そうなんですか〜」

という雑談交じりの会話がほとんどなのですが、なんとそれと類似した状況の

内容が、問題に出ました。 あの時のあの話、覚えていてよかった!

と思いました。

 

以上が、合格できた大きな要因です。 もちろん運もあったと思います。

しかし、言えることは、「中級は確かに経験者向けの内容です。

でも、初心者 でもきちんと勉強すれば合格は可能です」 ということです。

 

ちなみに、当センターでも「NPO法人会計力検定」という検定を

実施しています。

ただし会計だけでなはく、NPO全般に関する知識も問われるようです。

「ようです」と伝聞形なのは、私も今年受験するので、問題を一切見ることが

できないためです。 ただ、会計力検定に対応したテキストを読んでいると、

そうなのだろうなと。 事務力検定でも、会計分野は範囲ですし、

実際に会計の問題も出ました。 つまり、事務力検定と会計力検定、

どちらかの勉強をすれば、もう一方の 検定の勉強にもなるわけです。

 

両方の資格を取得するチャンスです。 なお会計力検定はテキストもあります。

ご興味がおありの方は当センターHPの取扱書籍のページをご覧ください。

経験者の方はもちろん、初心者の方もぜひ受検してみてはいかがでしょうか?

…と、最後に宣伝をしてしまいました。 今回の岡山は終始バタバタと

してしまいましたが、次に行った時はのんびり 観光したいなと思います。

それでは、また。

 

| 新米スタッフの独り言 | 10:57 | - | trackbacks(0) |
2月10日は何の日?

ご存知でしょうか、なんと簿記の日なのです。

記念日は大小?さまざま無数にあり、2月10日も

多種多様な記念日に指定されています。

曰く、ニートの日、ニットの日、ふとんの日、ふきのとうの日、

フットケアの日、豚丼の日etc.読んで気付かれたでしょうか?

違っていたらごめんなさい、どうもみんな2と10を組み合せた

語呂合わせでは?と推測したのですが、合ってるかどうか?

もしもそうだとすれば、記念日ってそんなに簡単に、

言ったもの勝ちで決まるものなのですね。

 

でも簿記の日は違います。歴史が伴う由緒正しい?日です。

1万円札でおなじみの福沢諭吉がアメリカの商業学校の教科書を

持ち帰って翻訳し、「帳合之法」と名付けて出版した記念日です。

それまでの「大福帳」による会計が、西洋式の複式簿記に移行していく

きっかけの日なのです。 その後の社会的ニーズの増大により、

商工会議所のホームページによれば簿記検定の受験者数は

過去60年間で2,600万人にのぼるそうです。

 

来たる2月17日、NPO法人会計力検定の第2回目試験が実施されます。

運営事務局の一員として、簿記検定の数字の巨大さに驚嘆する思いです。

当方の知名度はまだ低く、今年は受験者数の大幅伸びを期待したものの、

初回並みで少し残念です。でも実施会場も増え、主要都市6カ所での

開催になりました。昨年は運営側も初体験で、ドキドキヒヤヒヤの

実施でしたが、勘どころも分かり今年は着実に準備が進められています。

 

簿記検定は遥か彼方に仰ぎ見る高山ですが、でも社会的な意義という点では

当方の検定も決して引けを取らない大きな役割を担っています。

地道に知名度を上げることで、やがて受験者の多さに嬉しい悲鳴を上げる日が

やってくる。そう信じて知名度UPに力を入れて行きたいものです。  

 

| 会計あるあるブログ | 10:52 | - | trackbacks(0) |
「忙しい」は「儲かってる」?

過日、某団体の新春パーティーに参加しました。

10数年前、わが荻野代表が会計担当を務めていた団体なので、

「荻野さんはどうしてる?」と何人もから尋ねられました。

筆者は皆さんに、「いつも大忙しで、暮れも正月もなくフル稼働。

だから今日は欠席です」と答えて回ったのでした。

 

当センターは、グループウェアのサイボウズと、

共有ファイルで作業ができるドロップボックスを使っています。

だから休日も荻野代表がせっせと仕事に精を出しているのが、

自宅のパソコンでよくわかるのです。この年末年始は、

「荻野家にお正月は来たのだろうか?」と気になるほどでした。

 

質問した1人、Aさんが言いました。

「荻野さんは先見の明がありましたね。」確かに

それほどニーズがある事業を立ち上げた点では、

Aさんの言うとおりです。でも、Aさんはどういう意味で

「先見の明」を口にしたのだろう?

後からBさんのコメントを聞いて、気になりました。

Bさん曰く、「じゃあ、よう儲かってまっしゃろ。」

聞いて「えっ」と驚いたのでした。

資金が不足がちの当センターにとって、縁がない言葉だったのです。

 

でも、「なるほど世間はそう見るんだろうなー」と思い返しました。

「忙しければ儲かる」は当然であり、驚くほうが変なのかも知れません。

ただ、荻野代表は儲けるための起業をやりたかったわけではなく、

目標は「会計担当者のサポート」であり「NPOの会計水準向上」でした。

 

掲げたミッション達成のため、儲けは二の次、三の次で

会員支援のために走り続けてきました。

いわば猪突猛進の人なのです。

そこで気になるのが今年の干支。イノシシそのままの突進ぶりに、

さらに拍車がかかるかも?と気になっています。

 

| 会計あるあるブログ | 18:53 | - | trackbacks(0) |
改元と消費税の年

みなさま、

良い新年をお迎えのことと拝察いたします。

今年もよろしくお願いします。

 

ところで、年明け早々PCのエクセルが不調で

戸惑った方はいらっしゃいませんでしたか?

筆者も「動作の停止」で困った1人です。

改元に備えたマイクロソフトのアップデートが

原因だったそうですね。

思わぬことで「平成」の閉幕近し!を実感し、

何となく慌ただしい気持ちになったのでした。

 

ただ、元号の変更による日常生活への影響は

少なくないでしょうけど、各法人の会計現場に与える影響は

限定的だと思われます。財務諸表や帳簿などの表示に

西暦をご使用の団体では何の心配もないでしょうし、

当センターのee会計、web会計のソフトもご心配は不要です。

 

和暦表示が主流または西暦と和暦が混在する団体は、

可能ならこれを機に西暦に変えれば即解決します。

また、和暦表示の契約書を西暦で管理するなど、

身の回りを少し見回して工夫してみるのもいいですね。

ただ、周囲の了解を得ながら進めるなどの気配りは

大切かと思われます。

 

お役所系では、ことはそう簡単ではないかも知れません。

数年前に某自治体職員と戦わせた議論を思い出します。

NPOと自治体が協働で作る印刷物の年号を

和暦にするか西暦にするか?西暦派のNPO側に対し、

自治体側は強固に和暦を主張しました。

やむなく、法令に基づく部分や届出書類のフォーマット、

記入見本は和暦、他の一般的な説明箇所は西暦と結論づけたのでした。

 

年号よりも、今年実務的に大変なのは消費税です。

増税に加え、新たに軽減税率が導入されるため、

複雑な税金がさらに複雑になります。

しっかり理解するために、

当センターでは2月に勉強会を予定しています。

参加ご希望の方は、下記ページを参照のうえお申し込みください。

消費税改正への準備はできていますか?

 

| 会計あるあるブログ | 12:35 | - | trackbacks(0) |
ブレーカー事件

新年あけましておめでとうございます。

NPO会計支援センター事務スタッフの松岡です。
お正月も終わり、みなさま通常の業務に戻られたでしょうか。
年末年始の休みは嬉しいのですが、その間に溜まっているであろう

メールや書籍注文のことなどを考えると、少し不安でもありました。

仕事初めから数日は、それらの処理でバタバタしつつ、

賀詞交歓会などにも参加させていただき、忙しく過ごしました。

と、せっかく新年の幕開けを書いたにも関わらず、

本日の話題は、逆行して昨年末のことです。

2018年12月28日、仕事納めの日でした。
今まで販売職にいた私にとって年末年始は繁忙期でした。
正月休み?仕事納め?何それ?という認識です。
しかし、今年は事務スタッフなのできっちり休めます。

その日、荻野さんは出張で、

「事務所の掃除をお願いします」と言われていました。
そこで、朝からの仕事が一区切りついたのを見計らい、

さっそく掃除機を持ち出して来てスイッチON。
快調にかけ始めたのですが…その時私は、

一つ大きなミスを犯していました。

いつもは出社と同時に、パソコンを点ける前に

掃除機をかけるのですが、その際に暖房器具の

コンセントは抜きます。同時に使うとブレーカーが落ちますので。
出社→タイムカード→暖房器具のコンセントを抜く→掃除機をかける、

という手順を繰り返していました。

しかし、28日はいつもと違い、朝一の仕事をしてから、

まずはハタキや濡れ布巾で棚や机を綺麗にし、

それから掃除機、という、いつもと違う手順で掃除しました。

そのせいか、暖房器具のコンセントを抜くのを忘れていたのです…。
致命的なミスでした。

掃除機をかけ始めてすぐ、事務所が停電に。
電気が消えただけでなく、電話もコピー機も、

全て落ちました。

仕事納めの大事な日なのに、お客さまから

急ぎの電話がかかってきても繋がらない状況に…。
この時点で私の頭の中は真っ白、顔面は真っ青、

真冬にも関わらず冷や汗ダラダラです。

結局、村上さんも巻き込んで何とかブレーカーを見つけて

復旧し、電話機などもきちんと再起動してくれました。

その後、荻野さんに事の顛末を報告すると、
「前にも説明したと思いますが、あれ(暖房器具)は落ちるんですよ」
「だから、あえて延長コードを買ったんですよね」
「掃除機をかける時は暖房器具は切りましょうね」
と、優しい調子ながらはっきり言われ、まさにその通りなので

返す言葉もなく…。
そうです、以前きちんと説明を受けて、

気をつけなきゃと思っていたんです。
なのに何で忘れるかな、と自問自答していました。

今回は、ごく短時間(数十分)できちんと復旧できたので、

幸いでした。下手をすると大惨事になっていました。
ただでさえ私は焦りやすいので、一つ一つ丁寧に、

しっかりとやっていかないと駄目よ、ということなのでしょう。

ともあれ、無事に新年を迎えることができました。
みなさま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

| 新米スタッフの独り言 | 19:15 | - | trackbacks(0) |