NPO会計支援センター

2005年からNPO法人の会計支援に特化した活動をしています。
NPO会計に関するいろんな出来事などを綴っていきます。


バッチリ!の仮払金

「NPO会計のレベルアップ」を謳った

連続講座が終りました。豪雨禍にぶつからず、

酷暑にもめげず、3時間×3回の長丁場を

大勢の方に熱心に聴講いただけたのが有難かったです。

 

筆者は恥ずかしながら決して「会計大好き」人間では

ありませんが、NPOの発展を願う、いわば「使命感」

のようなものに促されて会計に取り組む日々です。

講座ご参加の皆さんも、きっと「好きじゃないけど、

やらなくちゃ」の人が多いのだろうと思っています。

妥当ではない表現をお許しいただければ、

いわば気心が通じる仲間というか、

「同病相哀れむ」に似た親しみを感じてしまいます。

 

だからこそ、そういう方に「少し分かってきた」と

言っていただけるのが飛び切り嬉しいのです。

1回目終了時、「頭の中が真っ暗闇」と言われた方が

いらっしゃいました。2回目も「よう分からん」でした。

だから最終回、この方の急速の進歩が見られたのは、

筆者には感動的でした。 仮払金が難しいとの声があり、

出張仮払い1万円、返金2千円のケースで仕訳を説明しました。

 

<出張時の仕訳>

(借方)仮払金 10,000 / (貸方)現金 10,000

 

<精算時の仕訳>   

(借方)旅費交通費 8,000 / (貸方)仮払金 10,000

(借方)現金    2,000 

                         

応用として「逆に旅費超過で2千円追加払いの精算を、

後で各自考えてみてください」と言い、この件を終えました。

すると講座後、「真っ暗闇」の方が「合ってる?」とメモを

持参されたのです。

 

<精算時の仕訳>

(借方)旅費交通費 12,000 / (貸方)仮払金 10,000

                 (貸方)現金 2,000

 

「バッチリです!」とほめつつ、講座準備の苦労が

報われた気がして心が満たされたのでした。

 

| 会計あるあるブログ | 13:49 | - | trackbacks(0) |
先日の豪雨

こんにちは。

NPO会計支援センター事務スタッフの松岡です。

先日、7
月5日から8日にかけて、西日本どころか日本全体で、

記録的な豪雨がありました。
被災された方々にお見舞申し上げますとともに、

一日も早く日常の生活に戻れるよう祈っております。
あの時はもちろん、兵庫県も大雨でした。

一部では特別警報も出されましたね。
私の在住地域は、さすがに特別警報は出なかったのですが、

避難勧告が出ました。交通機関の麻痺や安全確保のため、

数々のイベントが中止または延期になり、私が7日に
参加するはずだった講座も延期になってしまいました。
今回はその話題を書かせていただきます。

私はまだまだ新人で、イベントの開催や運営に

携わったことは数えるほどしかありません。
しかも、主体ではなく補助がほとんどでした。
しかし、それでも、日程調整や準備の大変さの

一端は分かっているつもりです。
場所を押さえ、概要を決め、告知して出席者を募り、

運営者同士で協力し、応募状況を管理して
参加者リストを作ったり、タイムテーブルを作ったり、

必要物資を発注したりしなくてはなりません。
講師やゲストをお招きする場合、場所取りをするより先に、

その方々との日程調整もしなければなりませんね。
参加料をいただく場合、それも前納でいただく場合は、

参加者ごとの入金確認もする必要があります。

と、諸々の準備を重ねて開催されるイベントですが、

今回のような天災で中止や延期になると、
それらをもう一度最初からやり直さなくてはなりません。
もちろん、運営サイドも含めた参加者の安全が第一ですから、

天候や状況によって日取りを変更するのは、当然です。
……当然、なのですが、それはやはり大変なことです。
日程変更のお知らせから始まり、会場などをキャンセルし、

関係者と日取りを再調整して場所を取り直し、
参加者に伝え、新たな日程で都合が付かない方には

参加料を返金し…と、様々な仕事があります。
想像するだけで、私はパニックです…。

ですが各団体の皆さまは、非常に手早く、

冷静に対応されていて、すごいなあと思うばかりでした。
私が参加予定だった講座も、HPや電話で迅速に

延期のお知らせがありました。
フェイスブック等のSNSを活用して、

案内を発信している方々もいらっしゃいました。
今回は、大雨という事態を通じて、非常時の対応の

大切さを学ばせていただいたと思います。
何かにつけてあたふたイライラしている未熟な私も、

これから場数を踏んだあかつきには、
ぜひ皆さまのように、落ち着いててきぱきと

対応できるようになりたいものです…。

最後になりましたが、雨が止んでも、

地盤が緩んでいれば、土砂災害などの危険性も残ってます。
晴れていてもまだ油断せず、安全を最優先にしてくださいね。

それでは、またお会いしましょう。

 

| 新米スタッフの独り言 | 11:10 | - | trackbacks(0) |
3連チャン講座がスタート

当ブログで「嬉しい質問」と題して紹介した

「NPO 法人会計レベルアップ講座」。

定員オーバーの申込みで、主催者(市民活動センター神戸)は

ニコニコ顔だったようです。講師(筆者)も嬉しいものの、

単純に喜んでばかりいられない思いもしました。

 

受講者が増えれば、それだけ個別のニーズが増え、拡散します。

受講者のどこ(誰)に焦点を当てて話せばいいのか?は、難問です。

最も難しいのは簿記の理解度です。市民から信頼される会計を実践するには、

最低限の簿記知識は必要です。でも現実に、簿記未学習の人が

会計を担当する場合もあります。講座で「初めての簿記」は

避けて通れないものの、理解している人には退屈な時間になる

おそれがあります。

いつも悩みつつ、誰もが理解でき、誰もが退屈しない講座に

したいものと、不可能なことにチャレンジしています。

努力が少しでも実を結ぶためには、受講者の皆さんとの

コミュニケーションを増やすことであり、最も簡単な方法は

質問をたくさん受けることかも知れません。

 

そういう意味で、主催者による綿密なアンケートや、

質問に文章で答える枠組みを作ってもらえて重宝しています。

先日の初回、「企業会計とNPO法人会計の違いは?」の質問がありました。

大切な部分なので、きちんと話す時間を設けたく、

新たにパワポを作っています。

講座は主催者・講師からの一方通行ではなく、

受講者とともに作るものと考えます。

時間の許す範囲内で、それを実現したいものです。

 

主催者アンケートで毎回「満足度」を質問、選択肢は0〜100%の間、

10%刻みです。合計%の高低よりも怖いのは、少人数であっても

極端に低い評価の存在です。そういう回答が出ないよう、

受講者各人のニーズにきめ細かな視点を持つことが講師の使命と考え、

あと2回を務めます。

 

 

| 会計あるあるブログ | 16:09 | - | trackbacks(0) |
書籍の委託販売

NPO会計支援センター事務スタッフの松岡です。

本格的に気温が上がり始めましたね。

夏の本番はこれからだというのに、

既にクーラーに頼りつつあるこの頃です。

 

さて、今回は、書籍の委託販売についてのお知らせです。

当センターで取り扱っております書籍のうち、

NPO法人会計力検定テキストの「入門編」と「基本喫圈

そして「財産管理の10のポイント」の3種を、このたび、

特非)まつどNPO協議会様にて、販売していただけることに

なりました。当協議会様は、千葉県を拠点としておられる法人です。

関西が拠点の当センターにとって、関東圏の団体さまとの 連係を

構築・強化できることは、とても喜ばしいことです。

 

『まつどNPO協議会様、このたびは有り難いお申し出をいただき、

本当にありがとうございます。 』

 

検定テキストは、名称だけ見ると「検定の参考書なの?」と

思いがちですが、実際は「NPO会計の処理や疑問を、実務に即して

解説したマニュアル本」です。 企業の会計とは異なる部分もある

NPO会計について、日次処理から決算処理まで網羅して解説しており、

汎用的に使える内容となっております。

 

なお、特非)まつどNPO協議会さまから購入される場合、

購入の申し込み先は、特非)まつどNPO協議会さまが指定管理者を

つとめておられる 「まつど市民活動サポートセンター」になります。

お間違いのなきようお願いいたします。

下記に情報が掲載されておりますので、ぜひご覧くださいませ。

 

HP:「まつど市民活動サポートセンター」

FB:「まつど市民活動サポートセンター」

 

 もちろん、当センターでも、検定テキストや財産管理の10のポイントは、

今まで通り販売しております。 ご興味のある方は、当センターの

取り扱い書籍一覧から詳細をご覧いただけます。

 

お申し込みは、当センターのHPの上部にあります、

青い「お申し込み」ボタンから受け付けております。

 

それではみなさま、体調管理には十分気をつけてくださいませ。

またお会いしましょう。 

 

| 新米スタッフの独り言 | 13:05 | - | trackbacks(0) |
大阪北部地震に寄せて

一瞬、23年前のフラッシュバックでした。

先日の大阪北部地震です。

でも、すぐに「あっ、規模が違う」と気付き、

揺れも短く終わりました。

怖い中にも、阪神淡路大震災の経験が

生きたような気がします。

でも死者5名、ケガや物的被害も多く、

被災された皆さま、心よりお見舞い申し上げます。

 

阪神淡路大震災で、我が家マンションは全壊という

恐ろしい体験をしました。再建後、以前同様に

10階に住んでいるので、やはり揺れはハンパではなく、

「あの悪夢がまたっ!」という思いになったのでした。

しかし、報道で知ったのですが、今回の地震のエネルギーは

阪神淡路の60分の1だったとか。神戸のあの悲惨な光景が

再現するほどでもなかったのが、不幸中の幸いでした。

崩壊したブロッック塀が話題の高槻市を含め大阪地域に住む

友人たちに、以後順次お見舞いがてら様子伺いをしています。

中には、古家が壊れて修繕費がかかるとこぼす友人もいて、

地震保険をかけていないからどうしようもないと愚痴っていました。

当方も「しゃーないなー」と、一緒に嘆くしかありません。

天災は誰に補償してもらう訳にもいかず、

 

「天は自ら助くる者を助く」です。 地震保険は高いですが、

我がマンション管理組合も再建後10年経ってから、

「もしも」に備えて掛けています。

火災保険と併せ3年分一括払いです。

ただ、その会計処理が組合員(区分所有者)に分かってもらえず、

説明に苦労することがあります。つまり、保険料を支払った年度の

収支計算書(資金範囲は総資産ー総負債)には当年度分の金額しか載りません。

翌年度分の保険料は前払費用(流動資産)であり、

翌々年度分は長期前払費用(投資その他の資産)です。

会計を知らない組合員には超難問なのです。

 

| 会計あるあるブログ | 11:09 | - | trackbacks(0) |