「初めて会計担当者になった!」「NPO会計は難しい!!」

 こんな悩みの方、ご参加お待ちしております♪

 

NPOの労務管理講座 第3回目です。

この労務講座は、非常に人気です!

日頃から、就業規則に疑問や悩みをお持ちの方、ぜひご参加お待ちしております。

 

JNAN総会が「金庫の小人」話で盛り上がっている中、

筆者は昔の体験を思い出していました。

 

某企業で業務監査チームに所属し、国内外の事業所や子会社の監査を

担当した当時のことです。会計面では小口現金の実査も行っていて、

「小人」どころか「大人(?)」も頻繁に現れたのでした。

国内約100か所の事業所では、いつもほぼ問題なく推移しますが、

海外では様子が異なります。20か国余りの現地法人が対象ですが、

出来はピンキリで、エッ!と驚くことも多々ありました。

 

「おかしいなー。小銭まで調べると聞いたので、ちゃんとそろえたんだけど」と

周辺を捜し、「あっ、ここに転がっていたョ」とコインを誇らしげに見せた

陽気なおばちゃん社員。金庫をチェックする直前に「体調不良」と早退し、

監査チームの滞在中は出社しなかった若手女性社員etc.

金庫のお金を数えたくても、まず金庫内にあるべき金額が分からないケースも

珍しくなく、そうした法人は事務管理全般に問題がありがちでした。

 

国によっては社会的に管理の甘さが許されるのか、同僚と現地空港の別窓口で

同金額を両替した際、受け取った端数のコインの数が異なることもありました。

「おおざっぱ」が普通のお国柄で、社内の手提金庫内の小銭など、目くじら立てて

調べる方が変と見られていたかも知れません。「日本本社は細かいことを言うから

かなわん!」と。 自然に「小口現金が合わないのは国民性?それも含めての性格?」

と考えるようになりました。でも、それで諦めてはならないという思いでした。

 

やるべきことをちゃんとやれば合うのが当たり前、嫌がられてもきちんと指摘すれば、

やがて良くなると思い定めての旅が重なる日々でした。

 

過日、当センターが事務局を務める、通称「JNAN」

 = 全国NPO会計担当者ネットワーク の総会が開催されました。

職務上、精神的負担が大きく孤立しがちな会計担当者の皆さんが、

自らの手で問題解決しようと設立したNPO法人です。

 

フリートーク時に特に話題を呼んだのが「金庫の小人(こびと)」。

「金庫の中にいますよね?みなさん」と口火を切ったのは、

ひたすらその存在を信じる当センターのカミトクさん。

(当ホームページ内の別ブログ「新米スタッフの独り言」の

現金管理のお話!」ご参照)。

 

彼女の問いかけに「うん、いるいる」「いや、いません」と

思い思いに発言する出席メンバー。

「それよりパソコンの中で邪魔をするオッサンが・・・」と、

またまた不思議な話も飛び出していました。

 

さて「小人」。みなさんはもう遭遇しましたか?

日常的にお金に接するJNANメンバーにも「いるいる」組が

存在することは、私にとって新しい発見でした。

合わないことを可愛く「小人のイタズラ」にしておくのは、

ひょっとしたら深刻になりすぎないための妙案かも?とナットクしました。

 

でも、大切なことは、小人のイタズラを変に隠さないことです

「不足金を自費でカバーする」は「余ってたら貰っておく」同様、

最悪の対応です。

 

正解は、「これだけ探しても分からないんだから」と、

自信を持って(?)「合わない」と表示することです。

その正々堂々を支えるキーワードが「現金過不足」。

 

難しい言葉ですが、ココロは「???」。

やがて結論付けるまでの、とりあえずの看板です。

詳しくは、カミトクさんのブログ「新米スタッフの独り言」をどうぞ。

 

前回のYさんの比ではなく、とびきり多くの作業時間を要したのは、
Mさんの相談でした。事業報告書と決算書を3年間提出せず、
NPO法人の認証取消が目前で駆け込んで来られたのです。

市からの委託による高齢者向けの居場所事業が主体の団体で、
Mさんは「最年少だから」会計を任されたそうです。

市の委託に対する年度報告書はなんとか提出してきたのですが、
NPO法人として法定の事業報告書、決算書類が提出されないままに
なっていました。
前回の「丸投げ相談」は、設立年度の決算だけでしたが、
こちらは3年間!ねじり鉢巻きは、Yさんの時よりしっかり
締めてかかる必要があり、大量の伝票を1枚ずつ繰る作業が
延々と続きました。

作業をしつつ、法人税のことが気になりました。
委託事業は請負業に該当するため収益事業として課税されます。
しかし、3年間に納付された形跡はなく、「滞納?脱税?」と
心配になって問い合わせました。
結果「委託費を事業費として使い切ってしまう『実費弁償事業』
だから非課税ですよ、税務署長の確認も得ていますよ」との回答。

でもMさんの会計オンチ(?)は相当なもの、質問しても
チンプンカンプンのことが多く、その後も2人で右往左往しつつの
珍道中が続きました。

ようやく3年分の決算書にまとめ、なんとか認証取消は免れて、
居場所利用者さんのためにもホッと安堵しました。
あのときのMさんの嬉しそうな笑顔、今も忘れられない思い出の瞬間です。

でも皆さん、「若いから」だけで会計担当を選ぶのは、
ちょっと考えたほうがいいかも?ですよ。


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